激増するランサムウェア被害、Dropboxが対策の決定打になるこれだけの理由

バックアップデータが復元できなかった企業が70%以上という厳しい現実
企業内の重要なデータを暗号化し、復号するカギと引き換えに身代金を要求するランサムウェアの被害が止まらない。暗号化するだけでなく、データを持ち出して「身代金を払わないとデータを公開する」と脅す二重脅迫型の手口も増えている。特に最近は、サプライチェーンの「弱いところ」が狙われている。強固なセキュリティ対策で守られている大手企業を直接攻撃するのではなく、対策が不十分な関連企業や取引先の中堅・中小企業に侵入し、そこを踏み台にして大手企業を攻撃するのである。
直近では、自動車部品メーカーのケースが記憶に新しい。自社の被害だけでなく、取引先である大手自動車メーカーの全工場が生産停止となり、多くの企業がサプライチェーン攻撃の恐ろしさを認識することとなった。さらにランサムウェアの被害は、民間企業だけでなく病院や学校、自治体などにも拡大している。
ランサムウェア対策として効果があるとされるバックアップも、現実には有効に機能していない。警視庁のデータによると、ランサムウェアの被害に遭った企業のうち、バックアップを取得しているにもかかわらずデータを復元できなかった割合が71%もあった。その主な原因が、バックアップデータそのものも暗号化されたことにある。
こうした状況に対して、企業はどのような対策をとるべきなのか。1つの回答となるのが、クラウドストレージの活用だ。特にDropboxには、ランサムウェアからデータを守るさまざまな機能が提供されている。ここからは、なぜDropboxがランサムウェアに強いのかを解説する。
・ランサムウェア対策に有効な機能とは何か
・セキュリティと全従業員の生産性を両立できる理由
・データ同期スピードと低コストは両立できるか
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