「狙われる業界」トップ5はどこ? 脅威ハンティングで判明、驚きのサイバー攻撃最新事情

高度化・複雑化するサイバー攻撃の動向を知る「脅威ハンティング」
サイバー攻撃の被害件数は年々増加傾向にある。国家主導型の標的型攻撃や、ランサムウェアをクラウドから手軽に利用できる「RaaS(Ransomware as a Service)」を利用した攻撃、認証情報の悪用や売買、マルウェアを使わない攻撃など、攻撃者はさまざまな手法で攻撃を仕掛けている。サイバー攻撃を防ぐ近道は、現在のサイバー攻撃の傾向を把握し、適切に対処することだ。その一環としてサイバーセキュリティの専門家たちが欠かさず行っているのが「脅威ハンティング」である。脅威ハンティングとは、専門知識を持つ技術者がさまざまなサイバー攻撃を分析・研究し、仮説・検証を実施した上で脅威の指標を顧客に報告する活動だ。
脅威ハンティングの専門家が2021年7月から2022年6月に実施した調査によると、攻撃者の動機が多様化していることや、侵入後に横展開を行う時間が短縮していることなどが判明した。日本を中心としたアジア地域の脅威の動向を含め、この調査内容について、次項で詳しく見ていこう。
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