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  • 2023/03/13 掲載

DXの壁を壊すノーコード活用術、星野リゾートが「現場主導」でデータ活用できるワケ

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デジタルトランスフォーメーション(DX)の取り組みを進めてきた企業が、データを活用する段階で足踏みしている。データソースのサイロ化とIT人材不足によって、さまざまなデータの一元管理・活用が難しいことが大きな原因だ。こうした状況の打開策として、非IT人材でも各種データソースへの接続設定を行えるデータ連携基盤やノーコードツールの導入がある。そこで本稿では、非IT人材がデータ連携やDX推進を実現する方法について、星野リゾートの事例等を交えて解説する。

データ活用を妨げるサイロ化とIT人材不足

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データ活用を阻む「データソースのサイロ化」「IT人材不足」の壁を破壊せよ
(Photo/Shutterstock.com)
 企業がDXに向けて取り組みを進める上で1つの指針となるのが、DXを提唱したエリック・ストルターマン氏が示した考え方だ。この考えに基づくと、DXは3つのフェーズに分けられる。

  1. 第1フェーズ:IT利用による業務プロセスの変化(デジタイゼーション)
  2. 第2フェーズ:ITによる業務の置き換え(デジタライゼーション)
  3. 第3フェーズ:業務がITへ、ITが業務へとシームレスに変換される状態

 DXの進捗が遅れていると指摘されてきた日本企業も、コロナ禍の影響を受けて多くがIT化やクラウド導入を推進した。現時点では、デジタイゼーション(第1フェーズ)の実施をほぼ終えて、デジタライゼーション(第2フェーズ)に突入している。最終目的のDX実現に向け、必要なデータ活用を実現すべく準備を進めている状況だ。

 だがここにきて、多くの企業が2つの壁に直面している。

 1つ目の壁は、データソースのサイロ化だ。デジタイゼーションによってシステム化が急速に進んだ一方で、取り急ぎ業務で必要なシステムを導入し、全体最適化より個別最適化を優先した結果、システムが乱立している。データの一元管理が難しく、データを活用するためには連携手段を用意しなければならない。

 2つ目の壁は、連携手段を用意するために必要なIT人材の確保だ。IT人材は既存システムの運用に追われ、新たな取り組みに注力することが難しい。

 こうした課題を乗り越えてDXを実現するために、企業はどのような対策を講じるべきなのか。

この記事の続き >>
・多様化するデータを「収集・蓄積・活用」で使いこなす
・星野リゾートでは開発工数がスクラッチ開発の1/30に
・非IT人材をDX人材へ転換させるノーコード活用術

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