次に狙われるのは「企業のOT環境」? 攻撃しやすい3つの理由を解説
世界中で狙われている基幹系ネットワーク
一方、近年は、町立病院や大都市圏急性期総合医療センターでランサムウェア攻撃を受け、電子カルテ系のネットワーク、システムが動かなくなり、医療サービスが提供できなくなったほか、国内大手自動車メーカーがランサムウェア攻撃を受け、操業停止に追い込まれるなどの事例が出てきている。このように、一組織の情報漏えいにとどまらず、組織の運営自体が止まってしまい、社会にも大打撃を与えることになるケースが増えているのだ。
なぜ、OTが狙われやすくなっているのか。一般的に、企業のOT環境は閉じたネットワーク上でセキュアに運用されているが、そうであるがゆえに、外部とのデータのやり取りなどにUSBメモリなどの可搬媒体が使用されるケースが多く、そこが抜け穴になってしまうのだ。それ以外にもOT環境が狙われてしまう理由はいくつか存在する。
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