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  • 2023/03/31 掲載

メリット多いが……まったく進まない「基幹系のクラウド採用」、企業側の“本音”とは

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企業のDXが叫ばれる中で、実は現状、エンタープライズのクラウド化は全体の3割程度に留まっている。特に基幹系やミッションクリティカルなシステムではクラウドの課題が浮き彫りになり、なかなか導入に至らないケースもあるようだ。しかし、クラウドを採用したり、適材適所で組み合わせるマルチクラウドをうまく採用することができれば、これまで以上にエンタープライズに便益をもたらすことが期待できるはずだ。それでは、企業の基幹系のクラウド化を阻む課題はどこにあるのだろうか。
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基幹系やミッションクリティカルなシステムではクラウドの課題が浮き彫りになり、なかなか導入に至らないケースもある
(Photo/Shutterstock.com)

なぜエンタープライズ領域ではクラウド化が進まないのか?

 近年のクラウド市場におけるトレンドを見ると、基幹系のクラウド化や、レガシーシステムの撤廃といった課題が高い関心事項になっている。その背景には、企業がDXを推進する中で、「変化に強いシステムにしたい」「EOSで発生する5年ごとの導入コストを低減したい」「ハードウェアの運用・保守からの脱却したい」といったニーズがあるようだ。

 また、マルチクラウド環境の採用もトレンドの1つになっている。複数のクラウドプラットフォームが登場する中で、「さまざまなサービスを組み合わせて最適化を図りたい」というニーズが企業にあるようだ。

 そうしたクラウドの利用状況として、具体的に使われている業務内容を見ると、ファイル保管・データ共有、電子メール、給与・財務会計・人事など、バックエンド業務における活用が進んでいるも一方、実はミッションクリティカルなシステムへの活用はあまり進んでおらず、まだ業務システム系などエンタープライズにおける利用はこれからという状況のようだ。実際に、パブリック・クラウドの普及率は約3割と、思いのほか浸透していない状況と言える。

 とはいえ、クラウドはIT環境を迅速に構築でき、成長に合わせてスケールし、使った分だけ料金を支払えば良いという点で、そのメリットも大きいはずだ。それでは、利用が伸び悩んでいる理由はどこにあるのだろうか。
この記事の続き >>
・パフォーマンスが落ちるかも?オンプレからクラウド移行時の不安材料
・それぞれクラウドの強みを活用しやすく、運用も楽になる秘密
・自社だけで「システムの最適解」を見つけるのは難しいワケ

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