データは膨大にあるのに「顧客行動」が一向に見えない根本理由と最短で「顧客を知る」方法
どれだけDXが叫ばれても「顧客」を知らなければDXは進まない
背景にあるのが消費行動の変化だ。インターネットとスマートフォンの普及により、SNSなどで商品情報や口コミを調べ、実店舗で商品を確認し、ECサイトやスマホアプリで購入するといった行動は当たり前になった。現在の消費者は、さまざまなチャネルを頻繁に行き来しながら商品やサービスを購入している。
ところが、ほとんどの企業はこうした消費者の行動を把握できていない。もちろん、ECサイトでの行動履歴、実店舗のPOSデータなどの個別のデータは取得できている。ところが各データが分断され、顧客1人ひとりの行動全体を追跡できていないのである。
そこで注目されているのが、チャネルやシステムごとに分断されている顧客データを統合し、可視化して分析可能にするプラットフォーム「CDP(カスタマー・データ・プラットフォーム)」だ。この必要性に気づいた企業は、CDPソリューションを続々と検討・導入しているのだが、ここでまた壁にぶつかる企業が増えている。
CDPを検討中あるいは導入済みの企業からは「検討はしたが導入が進まない」「導入はしたが活用できない」といった声が数多く聞こえてくる。「顧客を知る」ための切り札がCDPであるのに、なぜこうした問題が起きてしまうのだろうか。
今すぐビジネス+IT会員にご登録ください。
すべて無料!今日から使える、仕事に役立つ情報満載!
-
ここでしか見られない
2万本超のオリジナル記事・動画・資料が見放題!
-
完全無料
登録料・月額料なし、完全無料で使い放題!
-
トレンドを聞いて学ぶ
年間1000本超の厳選セミナーに参加し放題!
-
興味関心のみ厳選
トピック(タグ)をフォローして自動収集!