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  • 2023/06/28 掲載

「リリースしたら安心」のERPは終わった 知っておきたい新ERP導入のためのポイント

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各企業がデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進する中、ERPは単なる基幹システムとしての役割を超えて、社内外のデータを連携させることでビジネスの変革を促進する存在に変わりつつある。こうした新ERP時代に知っておきたいのは、どのようなERPを導入するかだけではなく、いかにスマートな進め方でERPを導入するかである。
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重厚長大なERPは「時代遅れのマンモス」、変化の時代を生き残るERPの導入術を解説
(Photo/Shutterstock.com)

ERPに求められる役割が変わってきている

 デジタル技術を最大限に活用することでビジネス変革を実現し、新たな付加価値の創造や競争優位性の向上を実現すべく、多くの企業が積極的にDXの取り組みを進めている。

 DXでは、新しい働き方を実現するためのデジタルツールやAIなどの最新テクノロジーに注目が集まりがちだ。しかしDXの本質はそこにはなく、環境の変化に柔軟に対応でき、ビジネスの付加価値を生むシステムをいかに作り上げるかが要(かなめ)となる。

 それに伴って、基幹システムであるERPの導入・開発手法に対しても意識の変革が求められている。従前のERP導入・改修は大規模なプロジェクトになりやすく、特にSAPやOracleなどのパッケージソフトをベースとする案件は大量の人的リソースを投入していた。長く使える“一品モノ”を作り上げて、その後は運用に徹すれば良い──というスタンスだ。

 しかし今日のERPは、大きな変更を想定しない中軸的なシステムであるという従来的な側面だけでなく、社内外のあらゆるデータを取り込んで分析/処理し、ビジネスの変革を柔軟に支えるアジリティも同時に求められている。導入プロジェクト自体も、それに応じた変革が必要になる。具体的には、開発から変更、影響確認、テストおよびそれらのライフサイクル管理を迅速かつ効率的に行いつつ、アジリティと引き換えに品質が犠牲にならないような仕組みだ。

 DXにおいて中核をなすERPを、いかに高速にデリバリーし、品質を向上させ、導入コストを削減するか。ここからは、ERP導入プロジェクト自体をDXするために、各フェーズで行うべき対策を解説する。

この記事の続き >>
・「リリースしたら一安心」ではなくなったERP
・プロジェクトに求められるのは「自動化」と「過剰作業の削減」
・「ERPなら多額のコストがかかっても仕方がない」は間違い

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