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  • 2023/07/28 掲載

クラウド or オンプレミス? 結局、「機密情報の保管」「コスト」の点で最適解はどっち?

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新型コロナの感染拡大やロシアのウクライナ侵攻、米中対立の激化など、予測できない事態が立て続けに起きる時代で、意思決定のスピードは企業の成長を大きく左右するポイントになってきている。今こそ、データを基に意思決定を加速させるデータドリブン経営が求められているが、これを実現するには“柔軟”で“アジリティ(敏しょう性)”の高いITインフラが不可欠だ。とはいえ、ITインフラの整備に取り組む企業を見ると、クラウド移行につまずく企業もあれば、結局オンプレミスに回帰したりと、揺れ動く企業は少なくない。最適解が見えない中で、企業は何をめざせば良いのだろうか。
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クラウド移行はハードル高すぎ? クラウド移行で起きる「あるある課題」とは
(Photo/Shutterstock.com)

企業がクラウド移行をためらう理由

 ここ数年、重要性が認識されはじめたデータドリブン経営。これを実現するために不可欠なのが、“柔軟”で“アジリティ”の高いITインフラだ。多くの企業がクラウドファーストのITシステムを検討しているのも、クラウドが”持つ“柔軟性”と“アジリティ”に期待しているからにほかならない。

 ところが、実際にクラウドの検討・移行を進めると、さまざまな課題に直面する。特にオンプレミスで稼働するシステムをクラウドに移行する場合につまずく企業が多い。

 たとえば、既存システムのモダナイズは技術的なハードルが高く時間がかかる。また、初期費用の安さや従量料金というクラウド特有のメリットを享受するためにクラウドを採用したものの、実際に使ってみると移行前のデータ量や通信量の試算から外れ、想定以上のコストがかかることも珍しくない。さらに、機密性や安全性の観点からオンプレミスから移せない情報やシステムが出てくるなど、完全に移行しきれない難しさもある。

 そして最も深刻なのが、インフラ・ミドルウェア・アプリケーションのそれぞれの領域に知見があり、ITインフラの全体最適を検討できる人材が圧倒的に不足しているということだ。

 こうした難しさから、システムのクラウド移行を躊躇(ちゅうちょ)する企業、さらには移行したシステムを再びオンプレミスに戻す「オンプレ回帰」を選択する企業もある。結局、クラウドのメリットを享受できるのは限られた企業だけなのだろうか。この悩みから解放される解決策はあるのだろうか。

この記事の続き >>
・「機密性の高い情報」を抱える企業はクラウドを断念すべき?
・結局、コスト最適なITインフラはどのような環境か?
・クラウド・オンプレミスの良いとこどり? 第三の選択肢とは

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