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  • 2023/09/06 掲載

セゾン自動車火災保険におけるRPA戦略、年間4万5000時間超削減までの歩み

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人がPCで行っている作業を自動化するRPA(Robotic Process Automation)。セゾン自動車火災保険では、ビジネスモデルの変革に伴い、事務作業の逼迫(ひっぱく)や複数システムを跨(また)ぐ業務の複雑化といった課題が発生。業容拡大に伴い増大する人による事務作業に限界を感じていたため、RPAの導入を決断。結果、年間4万5000時間を超える工数削減を実現した。その戦略と実行の軌跡を紹介する。
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セゾン自動車火災保険がRPAを用いて大幅に業務時間を削減できた理由とは?
(Photo/Shutterstock.com)

急成長に伴い事務処理が激増、RPAへの転換を決意

 RPAによる処理は、マウスやキーボードによるPC操作よりも格段に処理スピードが速く、ミスなく正確に業務を実行できる。そのため、人手不足や属人化の解消といったバックオフィス部門の課題解決に有効な手段となっている。

 「おとなの自動車保険」で知られるセゾン自動車火災保険では、2011年に対面型から通販型にビジネスモデルを変革。これに伴い、社内システムの大規模な改修・開発が必要になったが、システム改修の優先度の関係上、複数の基幹システムを跨って業務を行うこととなり、一部のバックオフィス業務は人の手に頼ることとなった。

 ビジネスモデル転換後、「おとなの自動車保険」の販売は絶好調。しかし、業容拡大に伴い人による事務処理量が増えていくことへの危機感を覚えていた。

 そこで、2017年からRPAツール「UiPath」を採用し、バックオフィス業務を中心に業務自動化を開始。2023年3月末日時点でロボが103種、年間約4万5000時間の削減を実現した。現在も開発済みのロボのメンテナンスと並行して業務プロセス自体を見直し、更なる効率化を目指して取り組みを続けている。

 以降では、RPA導入から6年が経過した同社がどのように業務改善の環境を構築し、実行していったかを紹介しよう。

この記事の続き >>

  • ・RPA事務局と、利用部門、ITシステム担当の連携によって導入・活用を推進
    ・導入から2年で年間約2万4000時間の削減効果を達成するも、人材確保が課題に
    ・3年目からRPA利用拡大に伴う業務停止や保守のリスクに備える転換期へ

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