9割の企業が「IT資産管理」に問題ありの衝撃データ、ヤバい現状に対処する必須項目3つ
9割の企業が問題を抱える「IT資産管理」の危ない現状
では日本企業の現状はどうだろうか。大手企業50社を対象に、外部公開サーバの管理状況を調べた調査(注1)では、衝撃的なデータが示された。それは、全体の76%でサポート切れのOSが、また90%で古いバージョンのソフトウェアが稼働中だったということだ。さらに、リモートデスクトップが外部に公開状態で運用されている企業も30%に上った。海外や関連子会社まで含めると、最終的に9割の企業に問題点が発見されたという。
こうした現状から、管理の甘いIT資産が、効率的に搾取できるサイバー攻撃の格好の標的となっている。その上、攻撃の手法も日々アップデートが進み、過去1年間では毎月平均約1000万前後の新種のマルウェアが発見され、従来のセキュリティ対策でIT資産を守ることが困難となっている。
では、どのようにしてIT資産を管理・把握しつつ、最新の脅威から守れば良いのだろうか。次章からは、IT資産を守るための3つの必須項目について解説する。
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