生成AI技術の進化に伴い、企業の生成AI活用も活発化している。一方、多様なデータ入力、大規模データ処理、セキュリティ、信頼性・安全性などの面で課題や壁も多い。こうした中、Google Cloudはこれらの課題のクリアに向けて、企業をどのようにサポートしていくのか。同社が提供する最新生成AIモデル「Gemini 1.5 Pro」と法人向け生成AI統合プラットフォーム「Vertex AI」の特徴やユースケース、セキュリティなどについて、Google Cloud Japan 執行役員 AI事業本部 本部長の橋口 剛 氏が紹介した。
GoogleのAI開発「大きな強み」3つとは
そんな橋口氏は、GoogleはAI開発において「大きな強みがある」と語る。「独自モデルの開発力とオープンソースへの貢献」「ワールドワイドに展開された先端インフラ」「AIを実サービスに組み込み数十億人に届けて運用している実績」の3つだ。
「これらをすべて自社で持っているのは、おそらくGoogleだけで、ここがAI開発における強みの根幹になってきます」(橋口氏)
なおGoogleのAIといえば、2023年末に発表された「Gemini(ジェミニ、旧Bard)」が大きな話題となった。同社のスンダー・ピチャイCEOが「これまでで最も高性能で、汎用的」と自信をにじませたが、実際に米調査会社Forrester社のレポート(2024年第2四半期)では21項目中17項目が満点で、AI基盤モデルのリーダーと評価されている。
しかし、企業で安全かつ効果的に活用するには、どのように進めれば良いのかわからない、という声は多い。そこでここからは、Geminiの実際の活用事例(ユースケース)のほか、Google Cloudの最新AIプラットフォーム「Vertex AI」の実力、企業データのプライバシーやガバナンスはどう確保すればよいのかなど、橋口氏がその詳細を明かす。
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・Geminiの次世代モデル「Gemini 1.5 Pro」の実力
・Geminiの価格、実は「桁が違う」レベルで安い?
・法人向けの生成AI統合プラットフォーム「Vertex AI」でできること
・Geminiに機密データをインプットしても、Google側は見られない
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