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市場の変化にスピーディーに対応するため、ソフトウェアを中心に、事業やサービス開発を進めていく「ソフトウェアファースト」が提唱され、開発現場においては「スピード」と「アジリティ」の向上を目的に「クラウドファースト」の流れが加速化している。本稿では、NTTドコモ、デンソー、Datadog Japanの各社においてDevSecOpsやCI/CD、Infrastructure as Codeなどに取り組むパネリストが、データとデジタルを駆使してDXを推進し、ビジネスを成功に導くために、何が必要かを語った。
DX加速の鍵とは?ドコモ・デンソー・Datadogが語る変革
はじめに、この5年での「ソフトウェアファースト」「データの重要性」などの変化について問われた三井氏は、「ドコモではDXという言葉を2019年に再定義しました」と話す。そこで、「顧客体験価値(CX)向上やプロダクトのグロースを効率的に行うことすべて」をDXと定義し、改善のループを早く、効率的に回すことを重要視、「その中にソフトウェアファーストは当然入ってくる要素」ということだ。
佐藤氏は、「クラウドネイティブ、ソフトウェアファーストという考え方は、当社で浸透していると感じます」とする。デンソーでは、2019年頃からDXの取り組みを本格化させてきた。クラウドネイティブ、ソフトウェアファーストの考え方が徐々に浸透して、「自分のプロジェクトの中で実践してみようという取り組みが活発化している状況」ということだ。
萩野氏は「社会情勢としては、コロナ禍の影響は大きいです」と話す。リモートワークなど、デジタルを駆使した働き方が当たり前となり、ビジネスプロセスの中で新たな価値を生み出すDXという考え方が広く共有された。一方で、「ツールのデジタル化や効率化がDXであるとの認識もあり、新たな価値を創出するDXの取り組みには企業間で差がある印象」ということだ。
以降では、クラウドネイティブとオブザーバビリティ(可観測性)の重要性を中心に、各社のDXを推進するための取り組み、組織改革について、業界リーダーたちが詳しく語る。
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・NTTドコモ、デンソー、Datadogのクラウドネイティブの定義
・ドコモの障害復旧戦略とデンソーのモビリティ革新
・クラウドネイティブ成功の条件と組織の課題
・内製化と外部協力、ドコモとデンソーの人材戦略
・オブザーバビリティ強化による品質向上とDX推進
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