ランサムウェアの手法をセキュリティ対策に生かす!?クラウド時代のデータ保護
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「他人事じゃない」ランサムウェアの怖さ
IPAの発表する「情報セキュリティの10大脅威 2025」でも、組織部門の1位は「ランサムウェアによる被害」であった。2021年から5年連続の1位という結果が示しているのは、脅威の解消が簡単ではないことだろう。国内でのランサムウェア被害件数も、高い数値で推移している。
ランサムウェアはマルウェアの一種であり、アンチウイルスソフトも一定の効果はある。しかし、実際に被害にあった企業のほとんどが、ウイルス対策ソフトを導入済みであった。つまり、ランサムウェアを検出できないケースが多くあるのだ。
前述した2024年に起こった大手出版社のランサムウェアの被害においては、関連サービスが約2カ月にわたって停止してしまっている。このケースでは、サーバを乗っ取られたためにシャットダウンもできず、サーバの電源ケーブルや通信ケーブルを引き抜くしかなく、大規模なサービス停止が発生してしまったのだ。
ランサムウェアの一般的な攻撃手法は、データを暗号化し参照できなくすることで、身代金を要求してくる。ここでポイントなのは、暗号化や復元に必要な暗号鍵は攻撃者が保持しているという点だ。そのためデータの復元は攻撃者でなければできない。
この「暗号化データと暗号鍵の分離」という考え方は、本来情報漏えい対策で利用されてきた。本記事では、ランサムウェアをはじめとした様々なサイバー攻撃の対策に有効な「暗号化」と「鍵管理」について解説する。
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・情報漏えいの「最後の砦」となる暗号化
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