【ロードマップ大公開】今さら聞けない、ゼロトラスト実現に必須の「4ステップ」とは
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クラウドサービスの普及などによって、従来の境界型防御における「社内＝安全、社外＝危険」という前提が通用しなくなっているのは周知の通りだろう。そこで、すべてのアクセスを無条件に信用せず、確認・認証・認可を行うという考え方であるゼロトラストの重要性が認識されてきている。だが、ゼロトラスト実現につまずく企業はかなり多いだろう。そこで本稿では、ゼロトラスト導入に向けた基本的な考え方と、実現に向けたロードマップを紹介する。
（Photo/Shutterstock.com）
SaaS利用「急拡大」でセキュリティ対策が複雑化
サイバー攻撃が日々高度化・巧妙化する中、SaaS利用の拡大がセキュリティ対策をより複雑なものにしている。スマートキャンプが2024年10月3日に公開した「SaaSに利用に関する調査 2024年版 https://boxil.jp/mag/a9428/」によると、2022年で11個以上のSaaSを利用している企業の割合が25％だったのに対し、2023年では31％にまで増加した。これらの要因が複雑に絡み合い、企業のセキュリティ対策を困難なものにしていると言えよう。
そこで近年はゼロトラストの需要が急速に高まっている。ゼロトラストを実現するには、以下のような複数の対策を講じる必要がある。
しかし、多くの企業が「どの対策から着手すべきかわからない」「予算や人材、時間が足りない」といった悩みを抱えている。ではどのようなステップを踏んでゼロトラストを実現すべきなのだろうか。
そこで近年はゼロトラストの需要が急速に高まっている。ゼロトラストを実現するには、以下のような複数の対策を講じる必要がある。
- ID統制
- デバイス統制・保護
- ネットワークセキュリティ
- データ漏えいの防止
- ログの収集・分析
しかし、多くの企業が「どの対策から着手すべきかわからない」「予算や人材、時間が足りない」といった悩みを抱えている。ではどのようなステップを踏んでゼロトラストを実現すべきなのだろうか。
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・ゼロトラストは「4ステップ」で実現
・ID統制から「始めるべき理由」と「対策の中身」
・カンタン・万全に「ログ管理」する方法
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