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  • 2025/10/01 掲載

ERP刷新でコスト3割・導入期間4割削減…従来型の問題を解決する“新たな選択肢”とは

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企業のデジタル変革が加速する中、多くの組織が基幹システムの限界に直面している。サポート終了や人材不足、アドオン開発の複雑化などの壁が、企業の前に立ちはだかり、競争力低下のリスクが高まっている。多くの企業が既存のERPに課題を感じている現状だが、従来のような一括刷新や部分対応では長い年月と多額の費用を要するが、こうした従来型のERPの問題を解決する策とは何なのだろうか。詳しく見ていこう。
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ERPをきちんと使いこなせている企業はあまり多くはないようだ
(Photo:Shutterstock)

深刻化するERP刷新問題の実態

 経済産業省のデジタルトランスフォーメーション調査2023によると、日本のDX投資は年率12%成長を続け、2021年の5.8兆円から2023年には7.3兆円まで拡大した。一方で、ERP刷新の検討状況に目を向けると、今後3年間で62%以上の企業が刷新または検討を予定している。過半数の企業が現在のERPに何らかの問題を抱えていることの現れだ。

 特に深刻なのは、SAP 2027年問題を契機とした、全面的な見直しの必要性である。アドオン開発が蓄積された企業では、運用保守の複雑化により、S/4HANA移行に3年以上の期間と高額なコストが見込まれる状況となっている。さらに、ERPの自社メンテナンスを担う熟練スタッフの退職により、重要なノウハウや技術継承が途切れ、システムの継続運用に支障をきたすケースが増加している。

 従来型ERPの導入には平均18~24カ月を要し、実際のプロジェクトではそれ以上かかることも珍しくない。大企業の70%以上が主要モジュールを大量にカスタマイズしており、システム構造が非常に複雑化している。導入されたERP機能のうち50%以上が使われずに放置されるという調査結果もあり、運用効率の大幅な低下を招いている。

 では、こうした従来型ERPの限界を乗り越える解決策は何だろうか。

この記事の続き >>

  • ・「コンポーザブルERP」が従来型の3つの壁を突破する仕組み
    ・国産ERPが選ばれる「4つの理由」、特筆すべきは…?
    ・丸紅が実現したSAP共存モデルとは?コスト削減30%の秘訣
    ・ハイブリッド構成が示す次世代ERP戦略の可能性

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