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なぜ音声データが「宝の山」に? Renxaが新規事業を生んだ「会話データ×AI」の価値
AIを導入しただけの企業と、AIを使いこなしている企業。この2つを分けるものは何か。コールセンターを運営し、テレマーケティングを中核に事業を展開するRenxa(レンサ)は、日々蓄積されるオペレータと顧客との会話データをAIで分析することで、現場の残業削減から新たな事業の創出までを実現した。その詳細について、同社 代表取締役の坂本 幸司 氏と、取り組みを支援したZVC JAPAN 代表取締役会長 兼 社長 下垣 典弘 氏に話を聞いた。本記事では、Renxaが「会話データ×AI」で手にした3つの成果と、AI活用の成否を分けるポイントを読み解く。AI活用が進む企業と止まる企業、分かれ目は“ある一点”
現実に導入はしたものの活用されない、もしくは活用しているのが特定の個人や部門にとどまっている企業は少なくない。それはなぜなのだろうか。多くの企業のAI導入・活用を見てきたZVC JAPAN 代表取締役会長 兼 社長 下垣 典弘 氏は、次のように述べる。
「明確な目的を持ち、その目的を達成する手段としてAIを導入している企業と、『とりあえず流行っているから』導入した企業の違いだと思います。さらに、経営トップが自ら率先してAIを活用しているかどうかも、大きなポイントだと感じます」(下垣氏)
さらに下垣氏は、AIそのものが急速に普及する中で、今後の差別化の源泉は「どのAIを使うか」だけではなく、「自社にしかないデータをどう生かすか」に移っていくと指摘する。特に、顧客との日々の会話には、企業自身もまだ気づいていないニーズや感情が含まれているという。
そして下垣氏が、目的達成の手段としてAIを導入し、経営トップ自らが活用を牽引している理想的な企業の1社として挙げるのが、Renxa(レンサ)である。
同社は、自ら運営するコールセンターによるテレマーケティング事業を中核に、新たな事業を次々と生み出して急成長している企業である。そして、その成長を支え、新たな事業創出に貢献しているのが、オペレータと顧客の会話データだ。Renxa 代表取締役 坂本 幸司 氏は、次のように説明する。
「現在、約600席の規模で、日々、多くのお客さまと接点を持ち、膨大な生の音声データが蓄積されています。それは、日々の業務の品質管理やオペレータの教育にとって重要であり、これまでも活用していましたが、さらに今回、AIと組み合わせることによって、教育の質を向上させ、新たな事業を生み出すことにも成功しました」(坂本氏)
そして、同社が導入・活用したAIこそ、Zoom Communications(以下、Zoom)のソリューションだった。ここからは、同社が抱えていた課題と、その解決と新たな事業創出に貢献した環境について見ていこう。
この記事の続き >>
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・Renxaの現場に月15時間の残業…犯人は“ある作業”
・Renxaの現場に生まれた3つの成果
・「人を増やして成長」はもう限界?
・AIには任せない…Renxaが理想とする「ハイブリッド型」
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