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  • 2009/10/30 掲載

【解説】中堅製造業の成長戦略を支えるコンパクト&省コストな本格派ERPパッケージ

Oracle JD Edwards EnterpriseOneをベースにした製造業向けテンプレート

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世界的な不況が続く一方、グローバル化による新興国との競合や市場へのリアルタイムの対応など、日本の製造業に突きつけられた課題は多い。そうした中で最近、中堅製造業が将来に向けた生き残り&成長基盤として、ERPソリューションを導入する事例が急速に増えている。そこで今回は、中堅企業に特化したERPとして長い歴史と実績を持つ日本オラクルJD Edwards EnterpriseOneをベースにしたアクセンチュア/ソピア社のテンプレートソリューション「製造業向けJDE ソリューション」にフォーカスして、その特徴&メリットを探ってみた。

生き残り戦略を探る中堅製造業にコンパクトなERPパッケージが人気

 長引く不況の中、製造業の置かれた状況は深刻だが、実際のところ企業の景気はどうなのだろうか。マクロ的には依然厳しい状況だが、企業ごとに見ると2009年春頃からは若干持ち直してきた兆候が見られる。これは事業の整理や縮小といった、各社の血のにじむような努力が功を奏した結果であろう。

 しかし切りつめるだけではなく、守りから攻めに転じる成長戦略がこの先必要なのはいうまでもないだろう。だが中堅の製造業企業ではIT投資の原資も限られているため、古いシステムを保守しながら使い続けている会社がいまだに少なくない。この結果、グローバル化や事業環境の変化への迅速な対応が難しく、現在の不況下で成長の足かせとなっているのである。

 一方でこうした状況を打開すべく、積極的にITソリューションを導入していこうという動きも、あちこちで始まっている。その中心となるのは、ERPソリューションだ。それも従来の巨額の投資と人海戦術を必要とする“重厚長大システム”ではなく、自社の規模に合わせたパッケージに人気が集まっている事実がある。

 こうした新しいERP需要の背景には、製造業をとりまくビジネスの大きな変化がある。たとえば従来は、海外の市場開拓は大手、製造は中堅という棲み分けが長らく行われていたが、最近では市場開拓にも積極的に乗り出している例が増えてきている。こうしたマーケット開拓から製造・販売までを結ぶ基幹システムを自社で実現するには、ERPは不可欠のツールといえよう。それも、グローバル対応の仕様と、ビジネスの変化に柔軟に対応できる統合型データベースを持った本格的なソリューションであることが必要だ。

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