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  • 2013/11/05 掲載

人気コンサルタントが語る、経理を改革する「集約化」と「早期化」とは?

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多くの企業にとって、経理のイメージはけっして派手ではない。しかし、厳格に数字を管理し、法令に則って開示情報を作り、あるいは申告をする。そして、財務諸表を作成したり、意思決定に役立つ情報を管理するため、システムをバリバリ使いこなす、そんなイメージが強いだろう。しかし、多くの企業の経理業務の改革に携わってきたトラフィックエイジア 代表取締役 外波達也氏は、「会社の中で、実は経理部門が最もシステム化が遅れている」と主張する。その意図は何なのか。詳しく話を聞いた。

経理部門が実は最もシステム化が遅れている!?

photo
トラフィックエイジア
代表取締役
外波 達也 氏
 会社の経理部門というと、会社の数字だけを追う“お堅い部門”で、けっして間違いは許されず、会社法や金融商品取引法、あるいは税法などの法律を遵守するため、日々、最新のシステムで厳格に管理・運用されている。そんなイメージが強いかもしれない。

 ところが、多くの企業の経理業務の改革に携わってきたトラフィックエイジアの外波達也氏は「会社のシステムの中で、経理部門が最もシステム化が遅れている」と主張する。

「もちろん、経理にシステムは入っていますが、経理業務に限定されたシステムである場合がほとんどです。また、システムも単独のネットワークだったり、スタンドアロンだったりと、隔離されているケースが少なくありません。これは、たとえば経営者や従業員の給与情報など、会社にとって極めて重要な情報が含まれているためで、敢えて他部門から見えづらくされているのです。」

 本来は、適切なセキュリティを確保すれば、まったく個別の独立したシステムを採用する必要はないのだが、そうはならない背景もあるという。

「経理責任者の多くは、銀行や業界・地域などに対して顔が利く、あるいは若年者では経験不足や個人の信用力・安定感の不足といった理由で50代、60代の方が選ばれる場合が多いでしょう。すると、どうしてもITには疎くなり、その結果、経理情報が漏れるのを嫌って、物理的に切ってしまおうという発想になりがちなのです。」

 さらに外波氏は、次のように続ける。

「本来、経理の機能は会社全体の動きを数値に置き換えることです。したがって、経理部門は、能動的に現場の数値を拾いにいくべきです。しかし、そのような経理はほとんどいません。」

 外波氏は、こうした経理に対する考え方を変えるだけで会社が劇的に良くなると主張する。

この記事の続き >>
・経理が変わることで得られる2つのメリット
・経理の改革を実現する「集約化」と「早期化」とは?

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