なぜ「エンドポイント側から」の監視がいま求められているのか? EUEの基礎を解説
リバーベッド日本法人の技術本部長として、同社の製品・技術開発、および日本市場への導入全般に責務を持ち、セールスエンジニアを統括する傍ら、アプリケーション性能に貢献するリバーベッドソリューション普及のための啓蒙活動にも責務を負う。リバーベッド入社以前は、F5ネットワークス、ブルーコートシステムズにてセールスエンジニアを統括し、直前のデルではネットワークビジネス拡大のため、さまざまな役職を歴任し、2016年リバーベッドに入社。今日に至る。

エンドユーザーエクスペリエンス(EUE)とは何か
インフラストラクチャやアプリケーションの可視化、および監視製品にはさまざまなカテゴリが存在する。ネットワーク上のパケットキャプチャやフローから可視化を行うものを「ネットワークパフォーマンスモニタリング」(NPM)、サーバにエージェントを導入してサーバ側のプログラムレベルでの性能を監視するものを「アプリケーションパフォーマンスモニタリング」(APM)と呼び、アプリケーションやネットワークの性能を可視化し、ボトルネックを素早く発見する、トラブルシューティングに役立つツールとして活用されている。
そこからさらに、昨今「エンドユーザーエクスペリエンス」(EUE)という言葉を聞くようになった。ユーザーが存在するエンドポイント(エンドユーザーデバイス)側から、インフラやアプリケーションの性能を監視する製品をEUEというカテゴリで呼ぶ。
近頃はセキュリティでも可視化でも、エンドポイントで行う製品が続々とリリースされている。まずその背景を説明する。
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