事例でわかるRPA「現場導入」の秘訣 業務自動化がシェアNo.1への急成長を支えた
プレミアムウォーター事例
急成長するビジネスを支えきれない「人手に頼った」バックオフィス業務
プレミアムウォーターは、ミネラルウォーターを製造・販売している会社だ。ウォーターサーバーをレンタルし、自宅までミネラルウォーターを定期配送するサービスを展開している。事業本部 事業戦略部 広報 宣伝課 與風 明広氏は、同社の特長を次のように説明する。「富士吉田や北アルプス、朝来、金城、南阿蘇を採水地とし、非加熱処理を施した天然水を扱っています。また、ウォーターサーバーの開発から製造・販売、アフターサービスまで一貫して提供していることも、弊社の強みです」(與風氏)
しかし、急成長の裏側では、「看過できない問題が発生していました」と、管理本部 事業管理部 事業管理課長 山口 佳奈氏は次のように語る。
「我々の部門は、バックオフィス業務を引き受けています。取次店の毎月の手数料集計、新規取次店との契約締結、お客さまの各種情報の収集・分析などさまざまな業務がありますが、顧客数の急増とともに限界が見えてきました。また、いずれの業務も属人化していたため、ある人は夜遅くまで残業しているのに、別の人はそうでもないといった状況が生まれ、従業員のモチベーションの観点からも問題になっていたのです」(山口氏)
そんな中、同社の目にとまったのが「RPA」(Robotic Process Automation)、人間の作業を代行するソフトウェアロボットだった。
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