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  • 2022/02/10 掲載

敵をだまして防御する「サイバーデセプション」とは? クラウドリスクを回避せよ

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クラウドシフトが進む中、複雑化する設定やサービス内の連携の脆弱ポイントを狙うサイバー攻撃も増加してきた。リモートワークを狙い撃ちする攻撃も目立つなど、攻撃の手口は巧妙化が進んでおり、従来のセキュリティ対策では不十分なケースも出てきている。そのような状況で、“おとり”を使って防御する「サイバーデセプション」と呼ばれる手法が注目されている。その特徴や仕組みについて解説しよう。

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攻撃者を見つけたら「いったん受け入れる」新たなセキュリティ手法とは?
(Photo/Getty Images)

次世代企業に求められるインフラ要件とは

 デジタルトランスフォーメーション(DX)の機運が高まる中、ITインフラ環境を見直したり刷新を検討したりする企業が増えている。今後、企業に求められるインフラの要件を整理すると、大きく3つが挙げられる。

 1つ目はWFA(Work From Anywhere)への対応だ。働き方が多様化する今、自宅やサテライトオフィスはもちろんのこと、どこでも好きな場所で好きな時間に働くことができるよう体制を整える企業も増えつつある。こうした変化に伴って、マルチデバイス、マルチロケーションに対応できるエンドポイント管理が不可欠となってきた。

 2つ目は5Gへの対応である。5Gが普及すると、扱うデータ量も増加することが予想される。5Gのキャパシティーに対応可能な環境構築が重要となるため、MEC(Multi-access Edge Computing)やIX(Internet Exchange)での低遅延・高速処理を可能にするアーキテクチャーがインフラの要件となるだろう。つまり今後を見据えて拡張性の高いプラットフォームを選ぶことが重要になる。

 3つ目はクラウド対応だ。クラウドシフトが活発化する中、AWS(Amazon Web Services)、GCP(Google Cloud Platform)、Microsoft Azureなどマルチクラウドを活用する企業は多い。マルチクラウドを円滑に活用するためにはクラウド設定の自動管理、インシデント事前対応・標的型攻撃への防御・事後対応が必要になってくる。次章以降では、マルチクラウドを活用する上で検討すべきセキュリティについて解説していこう。

この記事の続き >>
・95%が「構成ミス、データ流出」、クラウドセキュリティ主要な4つのリスク
・リスク回避のカギは「セキュリティの自動化」
・「攻撃者を受け入れる」新たなセキュリティ手法の詳細

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