NDIソリューションズ株式会社 提供コンテンツ

  • スペシャル
  • 会員限定
  • 2022/07/14 掲載

なぜ失敗する? 老朽化システム「移行」「モダナイゼーション」に潜む“落とし穴”

記事をお気に入りリストに登録することができます。
経済産業省の『DXレポート』においても、DX推進の足を引っ張る要因として「レガシーシステム」(老朽化した基幹システム)の問題が指摘されている。多くの企業がこうしたレガシーシステムの移行、モダナイゼーションに取り組んでいるが、簡単な話ではない。実際、想定外のコストや運用管理の負担増に苦しむ声は後を絶たない。では、どうすれば“落とし穴”にはまらず老朽化したシステムをモダナイゼーションできるのだろうか?

photo
老朽化したシステムをスピーディに、低コストかつ低リスクで移行する方法はあるのか?
(Photo/Getty Images)

「失敗した」と頭を抱える企業も多い

 いわゆるメインフレームと呼ばれる大型コンピューターを用いた基幹業務システムは、いまだに多くの企業で運用されている。大量のデータを安定的に処理ができ、堅牢なこれらのシステムは、年代を経ても業務プロセスそのものが大きく変わっていないことなどを背景に、特にミッションクリティカルな業務が多い金融業界や自治体などを中心に、現役で運用されている。

 しかし、こうしたレガシーシステムを運用し続けることで課題も顕在化してきた。

 1つは「現行アプリケーションの陳腐化」だ。旧来のUIは使い勝手が悪く、デンザイン変更やRPAなどの活用も困難で、業務の生産性低下を招いている。2つ目は「旧型システムゆえの運用リソース不足」。メインのプログラミング言語であるCOBOLを扱える技術者は年々減っており、教育できる人材も不足している。3つ目は「ハードウェアやOSのサポート終了」だ。国産メーカーは数年前よりメインフレーム事業から撤退しており、現行機種に対するサポートも終了している。

 そこで、メインフレームの移行(マイグレーション)やモダナイゼーションを考えている企業は多いはずだ。しかし、移行には数々の“落とし穴”がある。想定をはるかに超えて費用や工数が膨らんでしまい、運用も複雑化して「失敗した」と頭を抱えているケースは少なくない。

 では、具体的にどのようなポイントを押さえながら移行を進めていけば良いのだろうか?

この記事の続き >>
・オープン系システムへのマイグレーションにも“落とし穴”が
・DXを後押しする拡張性とメインフレーム並みの安定稼働、『攻め』と『守り』を両立
・国内金融会社の事例、運用面で約55%のコスト削減に成功

この続きは会員限定(完全無料)です

ここから先は「ビジネス+IT」会員に登録された方のみ、ご覧いただけます。

今すぐビジネス+IT会員にご登録ください。

すべて無料!ビジネスやITに役立つメリット満載!

  • ここでしか見られない

    1万本超のオリジナル記事が無料で閲覧可能

  • 多角的にニュース理解

    各界の専門家がコメンテーターとして活躍中!

  • スグ役立つ会員特典

    資料、デモ動画などを無料で閲覧可能!セミナーにご招待

  • レコメンド機能

    ​あなたに合わせた記事表示!メールマガジンで新着通知

関連タグ



処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

必要な会員情報が不足しています。

必要な会員情報をすべてご登録いただくまでは、以下のサービスがご利用いただけません。

  • 記事閲覧数の制限なし

  • [お気に入り]ボタンでの記事取り置き

  • タグフォロー

  • おすすめコンテンツの表示

詳細情報を入力して
会員限定機能を使いこなしましょう!

詳細はこちら 詳細情報の入力へ進む

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます