記事 ロボティクス・ドローン ついに公道走行解禁、配送ロボット本格活用に必要な「歩み寄り」とは何か 2023/05/02 改正道路交通法が4月に施行され、ロボットの公道走行が可能になった。自動配送ロボットの社会実装が本格化したのは確かだが、大きさや速度域には制限があるなど課題はまだまだ多い。課題がある中でもロボットを活用するにはどうすれば良いだろうか。ロボット活用は屋内でも進むはずだが、もっと大胆にロボットが使われる時代を招き寄せるにはどうすればいいのだろうか。 ★
記事 ロボティクス・ドローン 大規模言語モデルでロボットはどう進化するのか、いい意味で「予測不可能」な未来とは 2023/04/04 ChatGPT、GPT-4が革新をもたらしつつある。史上最速で利用者数1億人を突破し成長し続けるアプリケーションとなり、日々、新たな活用方法が発見され、ビジネス化されている。今や世界中の人たちが「大規模言語モデル(LLM)」、あるいは「基盤モデル」のパワーを知ることになった。ロボットによって収集されるさまざまな種類のセンサーデータの活用や、逆にロボット自体を制御することにも、それらの力は使える。日々新たなことが起きている世界だが、現段階での動きを見てみよう。 ★
記事 ロボティクス・ドローン 家庭用棚搬送ロボ「カチャカ」や共通規格「Matter」に見るスマートホーム未来像 2023/03/09 ロボットやAI、IoT機器が活用される未来の家庭、暮らしはどんなものになるのだろうか。どんな悩みを解決し、どんな利便性を提供してくれるのだろうか。そこまでの道筋はどうなるのか。今回は、Preferred Roboticsが発表した家庭用の棚搬送ロボット「カチャカ」と、注目が集まるスマートホーム向けIoT機器の相互接続用共通規格「Matter」から未来の暮らしに思いをはせたい。 ★
記事 ロボティクス・ドローン ROBOCIPや建設RXコンソーシアムに見る、ロボット開発の協調と競争の切り分けは可能か 2023/02/03 ロボットはまだ発展途上の技術だ。これまでに使われてなかった分野にロボットを適用するためには基礎研究もまだまだ必要だし、実際に現場で使われるように普及活動も必要だ。これらについては各社がバラバラに取り組むよりも、業界全体で取り組んだほうが効率的だ。つまり「協調領域」と「競争領域」の切り分けである。業界全体で協調して進むべきところは足並みをそろえ、競うべきところで競うようにする。このような考え方での取り組みが、産業用ロボットの業界団体や、これからロボット活用を進めようとする建設業界でも進められている。「ROBOCIP」や「建設RXコンソーシアム」の取り組みの現状を少しのぞいてみたい。 ★
記事 ロボティクス・ドローン 単なるロボット導入に留まらない既存リソースとの連携・活用が生むRXの「真価」 2022/12/29 いまはVUCA(Volatility・Uncertainty・Complexity・Ambiguity)の時代と言われているが、もともと未来は常に予測できないものだ。だが未来は放っておいてもやってくる。だから備えなければならない。ロボット活用を考えている人なら理解している通りだ。人にはリセット願望があるのか、新規設備を入れるときにすべてをまっさらの状態にして考えたがる。だが現実は違う。予算や現場容積にも制限があり、既存設備や資源を活用しながら新規の道具を使いこなす必要がある。人材もまた同様だ。ここにしばしば衝突が起こる。だが変化を恐れるばかりでは時代の流れの中で取り残されてしまう。どのように考えればいいのだろうか。 ★
記事 ロボティクス・ドローン RX(ロボティクス・トランスフォーメーション)時代のロボット戦略、今まで通りはもう無意味?メーカーに必要な「意識改革」とは 2022/12/06 業務最適化のサイクルを回し、そのために組織や業務の改革を行って新しい価値へとつなげることがデジタル・トランスフォーメーション(DX)の核心だ。ロボットを活用するDXを「ロボティクス・トランスフォーメーション(RX)」という。ハードウェアの塊であるロボットの世界においてもソフトウェアやサービス、ビジネスモデルの比重が増しつつある時代、RXを進めていくにはまずはロボットメーカーも意識を変える必要がある。 ★
記事 ロボティクス・ドローン 食品産業での単純作業の解消には、ロボット活用が「現実解」になりつつある 2022/10/28 人を大量に使う食産業の人手不足は深刻さを増している。特に冷凍冷蔵庫での作業、材料を扱う重労働、夜間の弁当やお総菜作り、毎日同じ作業の繰り返しの洗浄作業などは人気がない。単純作業でありながら責任の重い入院患者向けトレーメイクのような精神的負荷の高い作業もある。まずは人が嫌がる作業、苦手な作業、向いていない作業、敬遠されがちな作業から、AIとロボットを使って自動化していってはどうだろうか。 ★
記事 ロボティクス・ドローン 「大きな夢を描くこと」がロボットの未来を押し広げる可能性 2022/10/04 生産年齢人口が急激に減少する中、省人化・生産性向上への取り組みは全分野で必須だ。AIやロボット技術は間違いなく有用な解決法の1つである。だが「今目の前にある課題の解決」だけがロボティクスの方向ではない。我々はどんな社会に生きたいのか?そのために必要な技術は何か?いまだ広い範囲をカバーするふわっとした概念である「ロボット」の今後の方向性を考えることは、今後の技術発展と我々、技術と幸せの関係を考えることそのものでもある。今回はロボット学会40周年記念のシンポジウムから少し先の未来を考えたい。 ★
記事 流通・小売業IT 完全自動化が物流の最適解と“言えない”ワケ、澁澤倉庫で見た「理想的な倉庫」とは 2022/08/26 完全自動化、完全無人化が実現できない今の物流ロボットって、中途半端だよね──このような考え方を持つ人は少なくない。大手物流企業の経営者や、有名な物流業界の論客による、同様の主旨の発言を筆者は耳にしてきた。「ロボット=完全自動化・完全無人化」は理想だが、これは正しいのだろうか。産業用ロボット普及の歴史や、実際に物流ロボットを導入している澁澤倉庫の事例なども取り上げつつ、物流企業が目指すべき物流ロボットとの付き合い方について考えていこう。 ★
記事 ロボティクス・ドローン ルンバ買収、ロボットとの未来を見据えたアマゾンの「本当の狙い」とは? 2022/08/25 アマゾンが、掃除ロボット「ルンバ」のiRobotを買収した。アマゾンはこれでiRobotの持つデータや技術を手にした。これはホームロボットの将来を見越して重要な布石を打つものだと考えられる。それは家庭内を動き回るロボットの範囲にとどまらない。「家全体」がロボットになる「スマートホーム」時代を見据えた動きの一つだろうと考える。日本メーカーはどんな技術ビジョンを提示できるだろうか。 ★
記事 ロボティクス・ドローン 溶接ロボットの新潮流、少数ロットでもロボットで作る時代に 2022/07/29 人と同じ空間で働けるロボット「協働ロボット」はリスクアセスメントを行えば安全柵が不要で、狭い場所でも使える。敷地面積の限られた中小の工場でも使える点が注目される一方で、動作速度やリーチ、可搬重量、そして従来より安く柔軟とはいっても価格や使い勝手における課題などから、活用範囲は限られているのが実情だ。しかし本格化する人手不足、後継者不足により、徐々に適用範囲は広がっている。従来型産業用ロボットの代表的アプリケーションである「溶接」にも協働ロボットや新技術の波が到来している。変わらないものはないのだ。 ★
記事 ロボティクス・ドローン AIとロボットは「労働集約の食産業」を変えるか?おにぎりロボットに感動した理由とは 2022/06/27 ロボット活用が大いに期待されている分野の一つが食品製造だ。2022年6月初頭に行われた「FOOMA JAPAN 2022(国際食品工業展)」では従来よりもさらにロボット活用が押し出されていた。AIと組み合わされることでより柔軟になりつつあるロボットは、以前と比べると「頑張って使う」ものではなく、より自然に、各工程のなかに取り込まれつつあるようにも見えた。現場とメーカー、それぞれの歩み寄りがだいぶ進んできたのかもしれない。 ★
記事 ロボティクス・ドローン EVシフトで加速する「ロボットセル」への移行、Mujin 滝野CEOに聞くFA向け成長戦略 2022/05/30 自動車業界では電動化、いわゆる「EVシフト」が加速しつつある。それは自動車の作り方自体も急速に変化していることを意味する。では、ロボットはどんな役割を果たすことが期待されているのか。注目のロボットスタートアップMujinでは、自動車製造は従来の「専用ライン方式」から「知能ロボット」とAGV(無人搬送車)を活用した、より柔軟な「ロボットセル」へと移行しつつあると見ている。具体的にはどんなイメージなのか。今後のトレンドを知るために、改めて Mujin CEOの滝野一征氏に話を伺った。 ★
記事 ロボティクス・ドローン 武器は「共感を呼ぶ力」、カワダロボティクスが人型協働ロボットを新投入した狙い 2022/04/27 日本国内ではヒューマノイド(人型ロボット)の研究開発は冬の時代を迎えているようだ。しかし、軽量高剛性のロボットを作るための技術の応用範囲は広く、培われた技術は産業用にも使われている。カワダロボティクスの人型協働ロボットはその一例で、販売開始から既に10年以上が経過している。人型の協働ロボットを導入するメリットや現場の反応、あるいは普及にあたっての課題はどこにあるのだろうか。変わっていく労働現場ではどんな労働スタイルが求められているのか。製品ラインアップに新型を投入したばかりのカワダロボティクスに話を聞いた。 ★
記事 ロボティクス・ドローン 製造・物流・サービスが入り乱れるロボットシーン、2022国際ロボット展に感じた潮目 2022/04/01 人手不足が深刻化し、AI技術が発展するなか、自動化技術はこれからも確実に伸びる。ロボットシーンは次のステージに行くための新たな踊り場に差しかかっているのかもしれない。これまでのロボット各社はさまざまな新規用途へ本格的に進出しようとしており、AIスタートアップは新たな分野で飛躍を狙っている。これらが入り乱れる「2022国際ロボット展」の会場は、まさに混沌としていた。もしかすると潮目が変わる直前の状況にあるかもしれないロボットシーンの一断面を見ておこう。 ★
記事 ロボティクス・ドローン パナやホンダら8社で協会も発足、配送ロボットの普及本格化と今後の課題 2022/03/03 海外では積極的な活用が始まっている公道を走行する自律配送ロボット。中には直接決済を組み合わせた、動く自動販売機のような活用例もある一方、配送ロボット自体の渋滞が起きている例も伝えられている。日本国内ではまだまだの段階にあるものの、業界団体「一般社団法人ロボットデリバリー協会」も立ち上がり、ルール作成や安全認証などの基準作りも本格化し始めている。だがルール作りだけでは、もともとグレーゾーンの多い公道を走行するには不十分だ。ビジネス面での課題も多い。改めて配送ロボットの今後に必要なものを考えてみよう。 ★
記事 ロボティクス・ドローン 「知能化ロボット」と「データドリブン」が倉庫と工場を変える 2022/02/03 ロボットはセンサー類とAIの活用で、ゆっくりと、だが確実に用途を広げつつある。センサーによる稼働データは現状の課題を見える化し、定量的な改革を可能にする。賢くなったロボットは自動化領域そのものを大きく押し広げ、従来の物流倉庫や工場の設計やありよう、中で働く人たちの働き方自体を変える可能性がある。今回は、久しぶりに開かれたロボット展示会から、ロボット活用が拓く現場改革の可能性を見てみよう。 ★
記事 ロボティクス・ドローン SDGsとロボットの「切っても切れない」関係、つながる世界で「全体最適」の知見活かせ 2021/12/28 世界が取り組むべき目標をまとめたSDGs。社会課題を解決するための技術の一つであるロボットはどう関わり、貢献できるのだろうか。そこにはどんなビジネス機会があるのか。まだまだ新型コロナウイルスの影響が続く世界の今後を考えてみたい。 ★
記事 ロボティクス・ドローン “力触覚”技術「リアルハプティクス」とは?手作業の遠隔化・自動化のカギを握るか 2021/11/30 さまざまな産業で多くの作業が、今も熟練者による人手で行われている。機械は高速高精度の繰り返し動作は得意だ。しかし、環境や作業対象の変化への適応が弱い。大まかな作業は機械でこなせても、最後の仕上げはどうしても人間の「目」と「手」が必要というケースも少なくない。「目」、すなわち画像認識技術はだいぶ進歩してきた。だが「手」の持つ微妙な感覚、「力触覚」の活用はまだまだの段階にある。ここが機械にも対応できるようになれば、無数の職種の自動化への対応の道が拓ける。 ★
記事 ロボティクス・ドローン 経産省が狙う「ロボットフレンドリー」な社会、仕様緩和で惣菜の盛付自動化は可能か 2021/10/29 経済産業省が「ロボットフレンドリー」という概念を推進している。ロボットと親和性の高い環境の整備を進めたり、要求されている作業レベルを引き下げることで、ロボット導入を推進しようという考え方だ。取り組みも徐々に進んでおり、現場へのロボット技術導入が進められようとしている。ただ、実証実験を超えてうまく進むかどうかについては懸念もある。 ★
記事 ロボティクス・ドローン オムロンや東芝が続々リリース、「群制御ソフトウェア」がなぜこれから重要になるのか 2021/09/30 複数台のロボットを制御するための技術開発が新たな競争の場となりつつある。群ロボットの制御だ。ロボット1台だけではなく、数台から数十台のロボットを広面積で活用することで、レベルの違う自動化が可能になり、これまでにはない価値が生まれる。適用現場は工場や物流倉庫だけでなく、サービス分野にまで広がりつつある。ロボット活用が進めば進むほど異なるメーカー機種間の連携も重要になってくる。今はまだピンとこないかもしれないが、大規模化すればするほど効果を発揮する群ロボットの制御について見ておきたい。 ★
記事 ロボティクス・ドローン テスラ参入の「ヒューマノイド」、ビジネス化は現実路線か、それとも無謀なアピールか 2021/08/31 ヒューマノイド、人間型ロボットは注目を集める。ビジネスとしての可能性はともかくとして、圧倒的に人の目を集めることがある。テスラによるヒューマノイド参入発表という大きな話題があったので、ここで一度、ヒューマノイドの現状を振り返っておこう。テスラのロボットは無謀なアピールなのか、それとも実現可能性はあるのか。 ★
記事 ロボティクス・ドローン 5Gとロボット活用まとめ、遠隔操作にサービスロボットへの応用も。現状の課題は? 2021/07/30 高速・大容量、低遅延、多数同時接続を実現する5Gの活用先のひとつとしてロボットが注目されている。5Gによってロボットは、よりフレキシブルに活用できるようになる可能性がある。人との協働も容易になり、理想どおりならロボットの可能性は大きく拓けるだろう。だが、実際にはまだまだ課題も少なくない。現在行われている実証実験を見てみよう。 ★
記事 ロボティクス・ドローン 2021最新「遠隔操作ロボット」まとめ ソニーや川崎重工、スタートアップの取り組みも 2021/07/05 顧客とのタッチポイントは多ければ多いほど良いサービスなのだという時代はようやく終わりつつある。むしろ非接触のほうがうれしいと考える人たちは以前からいたはずだが、新型コロナ禍が起きて一年余りが経過し、サービス業での非接触ニーズへの対応はコロナ後もデフォルトとなりそうだ。当然、省人化ニーズにも応えられる。製造業においても同様だ。それらのニーズを受けてか、遠隔操作系ロボットの発表が止まらない。川崎重工とソニーのような大企業同士の連携も始まっている。ここでいったんまとめておこう。 ★
記事 ロボティクス・ドローン 家庭用コミュニケーションロボットは、性能ではなく「人の変化の物語」で魅力を伝えよ 2021/05/24 各企業がそれぞれの戦略で家庭用コミュニケーションロボットへの挑戦を続けている。だが、家庭用ロボットの魅力は機能やスペックのアピールだけでは伝わらない。家庭にロボットが入ることで、それぞれのユーザーの考え方や暮らしがどのように変化するのか、その物語を語ることが必要なのだ。 ★
記事 ロボティクス・ドローン 業界の妄信を否定、ロボットのリカーリングビジネスを確立したイクシスの方法論 2021/04/28 ロボット開発者たちの多くは、ロボットを主役にしたがる。だが本当に主役にすべきはサービスであり、ロボットはそのための道具だ。これからのロボット活用が考えられる現場は、当然のことながらすべて人が作業を行う前提で作られて回っている。そこにロボットを入れるためには、人の側にも環境の側にもロボットに歩み寄ってもらう必要があるが、一足飛びには行かない。しかしある程度ステップを踏むことを厭わなければ、現場側からロボットが求められるようなやり方も可能になるという。 ★
記事 ロボティクス・ドローン 【事例】ロボットと人が協働する佐川の物流倉庫、生産性は2倍に向上 2021/03/24 少子高齢化に伴う人手不足が進行するなか、日常となったネット通販の激増によって「小口多頻度」が常態化した物流現場。人手不足を補う手段として、ロボットはどれだけ現場をサポートできるのか。物流倉庫ではすでに人協働移動ロボット(AMR)を使いこなすプレイヤーが現れている。佐川グローバルロジスティクスの柏SRCでは、ピッキング作業を行う人たちの間をRapyuta Roboticsのピッキングアシストロボットが行き交い、業務をこなしている。ロボットと人が共に働くことが当たり前となるニューノーマル(新常態)の仕事の姿の一端をご紹介する。 ★
記事 ロボティクス・ドローン スマートシティの進展から見える、ロボットビジネスの「次のビジョン」 2021/03/11 スマートシティが国策として推進され始め、多くの民間や自治体が動き始めている。デジタル技術を使ってエコロジカルで持続可能な街の実現を目指すスマートシティ。その技術的な柱はIoT、ビッグデータ、AI、自動運転やMaaS(Mobility as a Service)、そしてロボットだ。ロボットとスマートシティはどのように関わっていくのだろうか。少しだけのぞいてみよう。 ★
記事 ロボティクス・ドローン ロボットの進化系「人工人間」に向けた3つのアプローチ、人と技術はどう融合するか? 2021/02/25 頭脳だけでなく身体や感情などもテクノロジーで具現化を目指す、いわばロボットの進化系である「人工人間(Artificial Human)」の進化が著しい。そして、その先に像を結びつつあるのが、能力向上に向けた人と技術との融合、すなわちヒューマン・オーグメンテーション(Human Augmentation)関連の技術群だ。こうした技術の進化により、人と人工人間/技術との境界が薄れつつある中、その活用に向けて多様な視点からの「人の在り方」が社会に問われるようになりつつある。ガートナーのマーティー・レズニック(Marty Resnick)氏が、この簡単には解を導けないテーマについて、人間の能力増強に向けた過去の歴史を基に未来を占いつつ、自身の今の見解を明らかにした。 ★
記事 ロボティクス・ドローン 激動期の協働ロボット(コボット)市場、2021~28年の予測で「明るい兆し」のワケ 2021/02/18 安全柵の中でのみ作業をする産業ロボットとは異なり、柵のない環境で人の間に入って作業を行えるとして、協働ロボット(Collaborative Robot、コボット=Cobot)は注目を集めてきました。米国調査会社Interact Analysis社は協働ロボット市場に関する最新のレポート「協働ロボット市場:第3版」で、2019年に出した成長予測を下方修正しました。下方修正の主な要因は、言うまでもなくCOVID-19の世界的な感染拡大ですが、製造現場での小型多関節ロボットやスカラロボットとの競争、非製造業界における協働ロボット導入台数の伸び悩みなど、他の要因も挙げられます。Interact Analysis社のレポートを基に協働ロボット市場の2028年までの見通しを紹介します。 ★