記事 IT投資・インフラ戦略 『2025年の崖』提唱者が語る「なぜ日本のDXは進まない」? 成功する企業との8つの違い 2023/07/27 企業が持続的成長をするためには、変わりゆくビジネス環境の変化に柔軟に適応し、DX戦略を実現させることが必要不可欠である。しかし、未だ課題は多く、成果を出す企業は少ないのが現状だ。では、どうすればDXを成功に導くことができるのだろうか? 『2025年の崖』で話題をよんだ「DXレポート」の策定者でもある名古屋国際工科専門職大学の山本修一郎教授に話を聞いた。
記事 開発総論 DMM.com開発部長が解説、開発案件の7割は壁にぶつかる? 理由は“大抵同じ”と言える理由 2023/07/27 変化の激しい時代で、市場のニーズに応えるサービスを迅速に提供するには、サービスの根幹を担うソフトウェア開発の速度が鍵になる。特に、エンジニア部隊の生産性は直接ソフトウェア開発の速度を左右する重要な要素になる。本記事では、DMM.com プラットフォーム事業本部 第1開発部 部長 、VPoE室、アルファ室の石垣雅人氏がエンジニア部隊の生産性を高めるためのポイントを解説する。
記事 セキュリティ戦略 防御には限界アリ?絶大効果を生む「迎撃するセキュリティ対策」とは 2023/07/26 近年、企業の重要データを狙ったサイバー攻撃の件数は増加傾向にあり、その手口も巧妙化してきている。この難題に対する解決策として推奨されているのが、すべてのトラフィックを疑い・検証するという「ゼロトラスト」の考えに基づくセキュリティ対策だ。中でも近年、注目されるのが「アクティブディフェンス(能動的サイバー防御)」と呼ばれるアプローチだ。なぜ、アクティブディフェンスによるセキュリティ対策が有効なのか。それはここ数年の攻撃者のトレンドが関係している。
記事 ペーパーレス化 インボイス開始に「ビビる」必要なし?制度対応とDXを同時に実現する「ある方法」 2023/07/25 2023年10月に開始が予定されているインボイス制度。制度開始により、経理処理などの負担が増えるように思われているが、実は請求業務のDXで業務効率化を実現することも可能だ。インボイス制度に適切に対応しつつ業務効率化を実現するにはどうすればよいのかをインボイス制度の概要とともに解説する。
記事 その他運用管理 ITRが教える「iPaaS」製品選定ポイント、DX「実践フェーズ」の今こそ徹底活用すべきワケ 2023/07/25 クラウド活用が進む一方、部門ごとに異なるクラウドサービスを導入した結果、システムのサイロ化が起こり、データや業務プロセスの連携に支障を来すケースは多い。そこで本稿では、複数のシステムを一元管理できるツールiPaaS(integration Platform as a Service)に着目。自社のDXに適したグランドデザインを描き、iPaaSを有効活用していくための方法をアイ・ティ・アールのシニア・アナリスト 水野慎也氏が語った。
記事 クラウド なぜデンソーはクラウド運用最適化がうまいのか、背景にある「3つ」のポイント 2023/07/21 企業におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)の取り組みが本格化し、クラウド活用が加速している。その一方で、どのようなサービスを取り入れるべきか、どのように開発して運用すればよいかなどの悩みを抱える企業も多いだろう。クラウドサービス開発・運用で確固たる結果を残すデンソーの取り組みを解説する。
記事 その他運用管理 もう限界「複雑すぎるシステム運用」、仕組みと人材育成の“虎の巻”を公開 2023/07/21 「もう限界」複雑すぎるシステム運用、仕組みと人材育成の“虎の巻”を公開昨今、システム運用は複雑化の一途をたどっている。これにより品質や対応スピードの低下、システム障害の増加といった問題が起こっている。デジタル人材育成学会会長の角田仁氏は、それらに対応するには省力化・外注化・先進化を進めながらの適切なグランドデザインと、運用の専門人材であるSRE人材の社内育成がポイントだと説く。角田氏はシステム運用を取り巻く現状や課題の解決法、また経営者と運用部門リーダー層へ求めることについて語った。
記事 その他運用管理 どれも同じに思える“iPaaS”、選定で比較すべきは「3つの非機能要件」「8つの観点」 2023/07/19 近年、多くの企業では、複数サービスの利用によってSaaSが乱立している上、クラウドとオンプレミスとの併用も増えている。このような中、システムやデータを統合的に管理・運用できるとして、注目が高まっているのがiPaaSだ。しかし多数あるiPaaS製品は決定的な差を見出しにくく、どの製品が自社に合っているのかを判断することは難しい。そこで本稿では、iPaaSの機能を紹介しつつ、押さえておくべき選定ポイントについて解説する。
記事 ビッグデータ 「ダーク・データ」がDXの足を引っ張る?一歩差をつける新たなデータ基盤とは? 2023/07/14 現在は経済やビジネス、テクノロジーの進化など、想像をはるかに超えて、あらゆることが複雑さを増し、将来の予測が困難な状況になってきている。この予測不可能な時代で、企業が持続的に成長していくためには、AI・データ活用が一つの鍵となる。データからの新たな洞察をもとに迅速にサービス提供することが、ビジネス価値を高める上でより重要になっている。しかし、AI・データ活用の重要性を感じつつも、どこから着手したら良いか、多く企業が同じ悩みを抱えており、日本企業で成果を出している企業はほんの一握りだ。何が成功を妨げる要因となっているのか。着実に本気で成果を出すための押さえるべきポイントは何か。当セミナー動画では、IBM x NVIDIAの知見を活かしたAI・データ活用のアプローチと、両社が提供する解決策について解説する。
記事 バックアップ・レプリケーション ランサムウェア被害「データ復旧できた企業・できなかった企業」の差は? いま必要な復旧力 2023/07/14 近年、サイバー攻撃の高度化により、ランサムウェアの感染リスクはどの企業も非常に高まっている。さまざまな対策が講じられているが、これからはたとえ感染してしまったとしても、迅速に安全にデータを復旧できる準備が重要になる。現場でのランサムウェア感染の課題を整理し、企業の復旧力を高める方法を紹介する。
記事 クラウド 【マンガ】高コストで使いづらい…クラウド型「IT資産管理ツール」への偏見を一刀両断 2023/07/13 IT資産管理ツールの見直しを迫られた、情報システム部門の課長山根と遠藤。しかし、オンプレミスとクラウドどちらにするか、意見がまとまらない。全社的にクラウド化の流れはあるが、オンプレミスで利用していた必要な機能がない場合も多く、コストも高いイメージがある。頭を抱えていた2人の前に、「ぴったりのツールがある」と言って現れたのは…?
記事 クラウド 大手企業でも…クラウド誤設定の情報漏えい、現実的なセキュリティ対策はどう行う? 2023/07/11 多くの企業や行政組織でクラウド化が進み、複数のクラウドサービスを併用するマルチクラウドの利用が増加している。しかし、マルチクラウドの環境下ではセキュリティ対策が複雑化することで、一元的な管理が難しくなったり、運用上の工数やコストが増大している。実際、JTBやトヨタなどの大手企業において、人為的な設定ミスによるセキュリティインシデントが発生した。こうした状況を防ぐために、どのようにセキュリティ対策を行ったらよいのだろうか。
記事 AI・人工知能・機械学習 【マンガ】AI活用アプリの開発は「超簡単」、実用化まで落とし込める「ある方法」とは 2023/07/11 ビジネスでの存在感が年々増しているAI。AIを活用したアプリケーションやシステムの開発に取り組む企業も増えているだろう。しかし実際の業務に適用できるレベルのAI活用は、難易度などの面でまだまだ大きなハードルがあるのが現状だ。性能や安全面を担保しつつ、AIを活用したアプリを簡単に開発するにはどのような方法があるのだろうか。
記事 IT投資・インフラ戦略 【マンガ】新卒10人中7人も退職!? Z世代がイライラしている、福利ではない根本原因 2023/07/10 Z世代という新たな風を取り込もうと、3年前から新卒採用を始めた某企業。少しでも長く働いてもらうため、交流会やその他イベントの開催、教育制度や福利厚生の整備など、考え得ることは何でもやった。しかし、それでもZ世代は辞めていく。これまで10人採用して、そのうち7人が退職した。八方ふさがりの現状に社長は「何が問題なんだ」と頭を抱える。それを見る人事総務担当者が、社長に指摘した意外な「答え」とは?
記事 メタバース/VR/AR/MR/SR/xR マツダ・クボタの凄すぎる「モノづくり革命」、ゲームの技術が設計品質を激変させる理由 2023/07/07 日本は著名なゲームを数多く世界に送り出してきたゲーム王国だ。特に最近は、実写と区別できないほどリアルに再現された3D映像のゲームが増えている。注目すべきは、今こうしたゲームの技術が、日本の製造業を変革する強力なエンジンになろうとしているということだ。その最先端を走るのが、CG技術やゲーム開発技術を提供しているシリコンスタジオだ。同社のテクノロジー事業本部 新規事業開発部 担当部長の向井亨光氏に、製造業が直面している課題と、ゲームの技術がもたらすインパクトについて聞いた。
記事 ワークスタイル・在宅勤務 サンスターは「多様な働き方」実現のために何をした? 新オフィスがもたらした成果と課題 2023/07/06 労働人口不足やコロナ禍を経た社会情勢の変化など、さまざまな背景から新しい働き方が求められている。サンスターでは、オフィスに集まる従来のスタイルから脱却し、ハイブリッドワークを推進している。同社の総務部 総務グループ グループ長 阿部渉氏が、制度改革や業務効率化、オフィス環境の再構築などの成果と課題を語った。
記事 CRM・SFA・CTI・ヘルプデスク いつまで続くコンタクトセンター“三重苦” 立ち上げが遅い、高い、難しい…の回避策 2023/07/05 顧客との接点が多様化する中、その総合的な窓口として「コンタクトセンター」の新設や見直しが求められている。そこに立ちふさがるのが「時間がかかる」「コストが高い」「運用が大変」といったコンタクトセンター導入にありがちな課題だ。この打開策の1つとしてクラウドサービスを活用するという手があるが、「有名だから」「多機能」といった理由で選定すると痛い目に遭う。そこで本記事では、導入や選定の悩みを解消する新しい選択肢を紹介しよう。
記事 ワークスタイル・在宅勤務 東工大・比嘉氏が警告、AI・ロボット時代までに養うべき「人材マネジメント能力」とは 2023/07/05 「テレワークの浸透、高度人材の海外流出、AI・ロボットへの業務代替──これら3つの大変革が段階的に訪れる」と語るのは、東京工業大学 名誉教授の比嘉 邦彦氏だ。企業がこの3つの大変革を乗り越えて、今後も成長していくためには「マネジメント能力」が重要な鍵を握るという。本稿では、現在と未来に起きる時代の変化とともに、どのようなマネジメント能力が求められるのかについて、比嘉氏に語ってもらった。
記事 IT投資・インフラ戦略 日光ケミカルズが「クラウドネイティブ」を選んだ理由が深い、組織の何が変化したか? 2023/07/04 1946年創立の日光ケミカルズは、コロイド化学と皮膚科学をベースとしたスペシャルティケミカルの分野で高品質な界面活性剤を中心に各種化粧品、医薬品、化成品原料の販売に加え、幅広いネットワークと情報収集力を活かして、お客様の研究開発や海外市場開拓のサポートなども実施している。ニッコールグループとして国内外に複数の拠点を持ち、従業員を抱えているが、そうした中でも従業員が柔軟かつセキュアに働けるよう、あらゆる選択肢がある中でクラウドネイティブのネットワーク環境を構築している。なぜ、クラウドネイティブを選んだのだろうか。同社 管理本部 IT企画推進室 室長の東原雄一氏が、改革を成功に導く方法と、構築したネットワーク環境について解説する。
記事 クラウド マネーフォワード事例で学ぶ「経理DX3つの罠とその対策」、“IT強者”でもハマったワケ 2023/07/03 2012年に創業し、2017年9月には東京証券取引所マザーズ市場に上場。急成長の裏側でマネーフォワードが抱えていた課題が自社自身の経理業務であった。2019年に業務改革に本格的に着手し、今でこそ経理DXを実現して大きな成果を挙げた同社は、どのようにプロジェクトを進めたのか。これから改革を行う企業に向けた注意点とともに、一連の取り組みの内容を同社 経理本部長が語った。
記事 RPA・ローコード・ノーコード 「実現」フェーズで大体コケるDX…内製化力を高めるローコード活用術とは 2023/07/03 DX(デジタルトランスフォーメーション)のアイデアはあっても、社内の開発リソースの問題ですぐに形にできない、外部に依頼するには莫大なコストも時間もかかる──そんな課題を抱える組織は多いだろう。そこで注目されているのが、ローコードによるシステム内製化だ。そこで本稿では、組織特有の細かな要件をカバーすることや、柔軟な対応が可能なクラウドネイティブ環境での実行までを念頭に置いたローコード活用術を解説する。
記事 財務会計・管理会計 インボイス制度は何のため? デジタル庁 制度設計者が語る「デジタルインボイス」の世界 2023/07/03 2023年10月から開始されるインボイス制度を見据えて、世の中では準備が進んでいる。さらに、デジタル庁では官民連携で「デジタルインボイス」の普及を目指している。これから始まるインボイス制度の仕組みや「デジタルインボイス」がもたらす変化などについて、同制度の設計に携わったデジタル庁 国民向けサービスグループ 企画官(Japan Peppol Authority責任者)加藤博之氏が語った。
記事 セキュリティ戦略 DXを推進するセキュリティの切り札、「未然防止」「最小権限の原則」とは? 2023/06/30 リモートワークの拡大、DXの推進などにより、企業で利用されるエンドポイント(PC)の数が急増している。その結果、増えているのがサイバー攻撃による被害だ。多くのサイバー攻撃においてエンドポイントは標的となり、侵入の入口となる。実際に従業員が利用していたPCから侵入され、大規模なインシデントにつながるケースが後を絶たない。ここでは、こうした被害を防ぐ“切り札”となりうるエンドポイントの特権IDの保護について解説する。
記事 AI・人工知能・機械学習 カネカのDX戦略、100件超のAI活用の取り組みが進む「現場を主戦力とする大変革」とは 2023/06/29 大手総合化学メーカーのカネカは2020年に発表した新中期経営計画で、データ活用・AI活用を推進し、積極的にDXに取り組むことを掲げている。この実現に向け、現場の社員がAIを扱えるようにするといった人材育成プログラムと文化醸成に取り組んでおり、最近では社員からChatGPTのようなAIの活用についても多くの関心の声が上がっているという。今回は、AI・データ活用のプラットフォームを提供するDataiku カントリーマネージャーの佐藤 豊氏が聞き手となり、同社が目指すDXとAI・データ活用の取り組みについて、カネカ エグゼクティブ・フェローの鷲見 泰弘氏に聞いた。
記事 人事システム・人材管理 「日本人=勤勉」は大ウソ? 組織心理の専門家が解説、会社員が抱える心の大問題 2023/06/29 近年、労働生産性の低迷や幸福度の低さが指摘される日本で、仕事に対するポジティブな心理的状況を表す「ワークエンゲージメント」という言葉が注目されはじめている。そうした中で、社員の仕事へのモチベーションを高める方法として、社員の「承認欲求」を満たすことが効果的ということが明らかになってきているという。それでは、具体的に企業はどのように社員のワークエンゲージメントを高めれば良いのだろうか。組織論の第一人者として知られる同志社大学政策学部教授の太田肇氏に、ワークエンゲージメントを高める承認の方法と注意点について話を聞いた。
記事 財務会計・管理会計 迫る「インボイス制度」対応、業務負荷・情報漏えいリスクの激増で手遅れになる前に… 2023/06/28 2023年10月1日よりインボイス制度が施行し、2023年末には改正電子帳簿保存法の移行期間が終了する。この大きな制度変革の対応について、ある調査によれば、請求書や契約書に関して「ツールが散在している」と感じる企業は52.0%に上るという。これでは帳票の電子化の本来の目的である、生産性向上や内部統制の強化の達成は難しい。このような企業が取るべき対策と目標を明らかにしていきたい。
記事 開発総論 「リリースしたら安心」のERPは終わった 知っておきたい新ERP導入のためのポイント 2023/06/28 各企業がデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進する中、ERPは単なる基幹システムとしての役割を超えて、社内外のデータを連携させることでビジネスの変革を促進する存在に変わりつつある。こうした新ERP時代に知っておきたいのは、どのようなERPを導入するかだけではなく、いかにスマートな進め方でERPを導入するかである。
記事 ワークスタイル・在宅勤務 ハイブリッドワークは「孤独感」につながる?働き方の新常識「バーチャルオフィス」が凄い 2023/06/26 現在、多くの企業が「働き方」の検討において岐路に立たされている。コロナ禍の終息を受け、少しずつ出社を前提とした働き方を選択する企業が増えているが、一度広まったテレワークは求職者にとって会社選びの軸の1つとなっており、出社にこだわりすぎれば人財流出につながりかねない。そうした事情もあり、テレワークと出社を組み合わせたハイブリッドワークを採用する企業もあるが、ハイブリッドワーク特有の課題により、むしろ従業員がストレスを抱えてしまう結果になるケースもあるようだ。本当に柔軟な働き方を実現するには、何を変えれば良いのだろうか。
記事 情報共有 元P&G音部氏が解説、成功する企業の“3つの条件”のカギを握るナレッジマネジメントとは 2023/06/23 経済環境や働き方が大きく変わる中、企業の持続的成長の戦略として「組織と人財への投資」が注目されている。日米P&Gを経て資生堂CMOなどを歴任し、数々の組織構築に貢献してきた音部 大輔 氏が語った、多様化時代における組織と人財戦略を成功させるために必要な3つのポイントを見ていこう。
記事 人事システム・人材管理 人事を苦しめる「人事データの三大疾病」、義務化された人的資本開示に対応できるか? 2023/06/22 2023年から、上場企業をはじめとする一部企業について「人的資本開示」が義務化された。しかし、日々多くの業務を抱える人事・労務担当者にとって開示に必要なデータを整備するのは難しく、むしろ多くの企業で「人事データの三大疾病」を抱えて苦しんでいるのが現状だ。どうすればこの病を克服し、複雑化した人事データを活用できるようになるのだろうか?