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  • 2014/06/16

かないわ病院 河原技師に聞く、急性期病院への変革の起爆剤にした仮想デスクトップ導入

医療法人 明仁会 かないわ病院は、石川県金沢市にある中堅の精神科病院である。同病院では、Windows XPのサポート終了に合わせてITシステムを刷新し、仮想デスクトップ環境を構築した。しかし、そこに至るまでには長い長い道のりがあり、医療機関ならではの課題と現在の医療を取り巻く環境変化が大きく影響していた。同病院でシステム刷新の中心となって活躍しているIT管理課 医療情報技師 河原直人氏と、本プロジェクトに関わった関係者に話を聞いた。

総務兼任で病院内のIT化推進するも個人の力では限界に

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医療法人 明仁会 かないわ病院
IT管理課 医療情報技師
河原 直人 氏
 医療法人 明仁会 かないわ病院は、石川県金沢市にある病床数189床、職員数130名の精神科の病院である。現在、IT管理課で同病院のIT化を推進している河原直人氏は、2008年当時、総務課で労務管理や給与管理の業務を担当していた。当時の同病院は、IT化とはほど遠い状態にあったと、河原氏は次のように説明する。

「会計・給与計算用のWindows端末が1台、病棟にスタンドアロンのWindows端末が4台、レセコン用の専用端末が2台ある程度で、Excelを利用していたのは医事課だけで、その他はワープロを使っていた程度でした。管理職の会議では1回に200~300枚の紙が使用され、機密保持のため、会議が終わったらすべて破棄していました」(河原氏)

 当時はIT管理課という部署もなく、河原氏は総務の業務を行いながら、少しずつパソコンを追加し、自前でネットワークを構築したり、ファイルサーバを導入したりしていた。また、ITに対する当時の経営層の認知度は低く、予算も十分とはいえず、場当たり的な対応に終始していたという。

「ファイルサーバを導入したものの、中には経理や経営のデータも保存され、セキュリティやバックアップも不十分でした。使っていくうちに職員の要求レベルも徐々に上がりますし、各部署でサーバが乱立するようになり、その管理も大変になってきました。総務の仕事をしながら、ITも見なければならず、時には、夜間や休日にシステムトラブルの電話も入るようになり、『これはまずい』となったのです」(河原氏)

 そこで河原氏は、システムの刷新を決意。しかし、あくまで総務課の一職員であった河原氏に、その権限があるわけもない。1つのきっかけとなったのが、Windows XPのサポート終了だった。河原氏は、Windows XPサポート終了を契機としたシステム刷新を経営層に提案。その提案の中核となったのが、デスクトップ仮想化(VDI)による業務改革であった。

この記事の続き >>
・参加ベンダーに提示した3つの条件
・前例のないVDI導入方法
・医療機関の業務改革を推進するドライバーに

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