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  • 2016/07/19 掲載
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1995年に上場を果たし、順調に業績を伸ばしていた良品計画。同社が一転赤字に陥ったのは2001年8月のことだ。その約半年前の2001年1月に社長に就任したばかりだった松井 忠三氏は、悪化した業績を回復するためにさまざまな仕組みを導入し、良品計画は見事にV字回復を成し遂げた。良品計画復活の背景にある「仕組み化」と「ワークフロー改善」の極意について松井氏に伺った。

最強の仕組み化を実現させた「4つの極意」

 ――松井さんは業績悪化した良品計画の社長としてさまざまな改革を進め、見事にV字回復を達成されました。復活のキーワードと言われているのが「仕組み化」だと思いますが、松井さんが考える仕組み化とはどのようなものでしょうか。

松井氏:良品計画での取り組みを振り返ってみると、仕組み化をする際に4つのことを意識していました。

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良品計画
名誉顧問
松井 忠三 氏

 第1は「仕組みに血を流す」ことです。「仏を作って魂入れず」ということわざがありますが、仕組みを作っても、そこに血が流れないと役に立ちません。そして、仕組みを空気のような存在にする、つまり当たり前にすることが重要です。

 第2は「属人化させない」ことです。ある人がいなくなって仕事の効率が落ちたりやり方が変わったりしてはならない。属人化させず、誰がやっても同じように成果を出せることがポイントです。

 第3は「見える化」です。私は、見える化さえできれば「問題の8割は解決する」と考えています。そして第4が「積み重ねる」ことです。見える化したものを標準化して、ノウハウを積み重ねていくことで仕組みを進化させなければなりません。

――これらを実践した仕組みとして有名なのが、無印良品の店舗運営マニュアル「MUJIGRAM」ですね。

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整理整頓された無印良品の売場に隠された現場改善の秘密

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