熱血営業、転職した同期に日ごろの不満をぶつける
【種島】まったく、何が「働き方改革」だよ。まずはお客さまが最優先だろう。自分たちの働き方のために、お客さまに迷惑かけて、どうしようってんだ。会社も会社だか、若いやつらも困ったもんだ。仕事が終わっていないから最後までやって帰れといったら、露骨にいやな顔をしやがる。
【河西】あいかわらずだなぁ、種島。まぁ、そんなに熱くなりなさんな。
【種島】いや、本当にやることはたくさんあるんだ。POSデータの分析に夜間や休日の対応、顧客対応の抜け漏れ排除、取引先からPOSデータをダウンロードするのにも時間がかかる。それを若手に頼んだら露骨に嫌な顔をされたんだ。まったく……。
【河西】その若手は、けっこう見どころがあるんじゃないか?
【種島】えっ、お前、何を言ってるんだ!
【河西】もしかしたら、その若手はRPAのことを知っているかもしれんな。お前がいま言ったこと、ウチでは全部、RPAで自動化できるんだ。RPAを知ってるからこそ、嫌な顔をしたんじゃないかな。お前があまりに熱くて会社命だから、若手もとまどっているのかもしれない。
【種島】どっ、どういうことだ。RPA? 自動化? 何のことだかさっぱりだ。すまん、それがどう営業の役に立つのか、詳しく教えてくれないか?
この記事の続き >>
RPAで劇的に改善する3つの営業業務とは?