サイバーエージェントが導入するプライベートクラウド
新しい未来のテレビ「ABEMA」やネット広告、スマホゲーム「ウマ娘 プリティーダービー」などで知られるサイバーエージェントは、メディアと広告、ゲームの3事業を展開する国内トップクラスのインターネット企業グループだ。
同社では、オープンソースの「OpenStack」をベースとしたプライベートクラウド「Cycloud(サイクラウド)」を運用している。Cycloudは現在、3リージョンがあり、合わせてvCPU6万コア、ストレージ容量1.7PB(ペタバイト)を有する。これまで同社ではデータセンターの選定からクローズまでを自社で一貫して行ってきた。
このストレージとサーバ機器を中心に選定から構築、運用まで手広く従事するのが、サイバーエージェント CyberAgent group Infrastructure Unit(CIU)Platform Div. DCチームの知念 洋樹氏だ。知念氏は、特にストレージの運用方針について、「用途ごとに用意して、適材適所で利用してもらう」ことを重視しているという。
知念氏は、同社が実際に行ったストレージの選定方法など、実践的なアドバイスとともに、投資効率を最大化する方法について明かした。
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・投資効果を最大化するために必要な戦略と機器選定のポイントとは
・マトリクスマップで4つのストレージの強みと弱みを把握
・保守満了後の3つの選択肢とそれぞれのメリット・デメリット