オービックビジネスコンサルタントは29日、環境問題への取り組みとしてグリーンITを進めていくと発表した。同社は、温室効果ガスの削減を目指すClimate Savers Computing Initiative(CSCI)にAssociateとして参加。企業に消費電力を抑えるシステム構成を普及していく。

　具体的に、同社の「奉行シリーズ」利用企業に対し、短期間で安定した品質のシステム環境を構築するために、環境構築にあわせて性能検証を行う。業務システムの刷新により、業務効率が向上し、システム構成機器の稼動時間の短縮と効率向上が図れるとしている。

　消費電力抑制の動きは、IT業界のトレンドとなりつつある。IDC Japanの発表によると、データセンター事業者は今までサーバ設置スペースの増床等に投資していたが、今後は、省電力サーバ等への投資に切り替えていくとしている。