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- 2026/10/02 18:29 掲載
AWS、設計の「AI点検役」投入 Well-Architected Agentが改善策をコード付きで提示
同エージェントは、65以上のAWSサービスを対象に、リソースの構成や利用状況のメトリクス、アプリケーションの構成を読み取り、AWSが定めるベストプラクティス(Well-Architectedフレームワーク)と照らし合わせて評価する。AWSは公式ブログで、同エージェントは「平板で区別のない指摘の一覧を、状況に応じて優先順位付けした推奨に置き換える」と説明している。
推奨は3つの階層で示される。個々のリソースについては金額への影響と手順付きの是正策を、複数のリソースにまたがる問題はまとめた指摘として、さらにアーキテクチャ全体に関わる問題はIaC(Infrastructure as Code)の変更案として提示するという。是正の手段は、コンソール上の手順案内、IaCの修正案、AWS CLIのコマンドから選べる。Terraform、AWS CloudFormation、AWS CDKで書かれたIaCのレビューにも対応した。
利用の流れは、まず対象のアカウント、リージョン、重視する観点、目標を指定した「エージェントプロファイル」を作成し、分析用のIAMロールを用意する。推奨はプロファイル作成から24時間以内に生成される。コンソールのほか、APIや、AWS MCP Server、AIコーディングツール向けのプラグインからも利用できる。
プレビュー版を利用できるリージョンは、米国東部(バージニア北部)、米国東部(オハイオ)、米国西部(オレゴン)の3つ。分析対象のワークロードは、すべての商用リージョンから登録できる。利用にはAWSサポートプランの契約が必要で、サービスはAWSサポートが提供する。料金は今回の発表では明らかにされていない。
AWSはAIエージェント関連の発表を相次いで打ち出しており、先ごろはエージェントの判断に特化した小型AI「Strands Decider 2B」も公開している。
では、これまで追加料金なしで使えた設計レビューの仕組みは、AIエージェントになって何が変わるのか。背景には、マイクロソフトとグーグルが進める同種のAIエージェントとの競争と、利用現場からの慎重な声がある。
・無料だった設計レビューに「サポート契約」の条件
・マイクロソフト、グーグルの“AI設計士”との違い
・「AIの提案を信じてよいか」現場が抱く懸念
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