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- 2026/10/10 13:26 掲載
米クラウドフレア、Deno開発チームが全員合流へ Denoランタイムは1年後に開発終了
クラウドフレアの公式ブログは、ダール氏と同社のケントン・ヴァーダ氏の連名で投稿された。
狙いは、クラウドフレアのサーバレス基盤「Workers」と、状態を持つ分散処理の仕組み「Durable Objects」を、自社のインフラでも簡単に動かせるようにすること。Denoチームは8月、Workers互換の分散実行基盤「celld」を公開していた。今後はこのcelldと、クラウドフレアがオープンソースで公開するWorkersのランタイム「workerd」を統合する。ダール氏とバート・ベルダー氏が、workerdの自社運用を正式にサポートされる使い方へ育てる取り組みを率いるという。
ダール氏は「Workersのプログラミングモデルを、サーバを作る主流の方法にするため、クラウドフレアに参加する」と説明している。Deno側は、今後の開発を独立したランタイムとホスティングサービスの継続ではなく、この共通基盤に注ぐ方針だとしている。
これに伴い、Denoの製品とサービスの扱いが変わる。Denoランタイムは、今後1年間は月次リリースでバグ修正とセキュリティ更新を続け、その後は同社による開発を終える。ただしDenoはオープンソースのままで、開発を続けたい第三者を歓迎するとしている。「Deno Deploy」は6カ月間稼働したあとに停止し、有料顧客にはWorkersへの移行を支援する。パッケージレジストリ「JSR」は運用を続け、インフラをクラウドフレアに移す。V8のRust用バインディング「rusty_v8」も支援を続け、workerdへの統合を目指す。
買収額などの条件は、両社の発表では示されていない。
では、2カ月前に料金でクラウドフレアに挑んだはずのDenoは、なぜ同じ社内に入る道を選んだのか。背景には、直近2カ月で表面化した料金をめぐる応酬と、昨年末にあった同種の買収がある。
・celldの料金試算とクラウドフレアの反論、その中身
・4年前に「最も近い競合」とされた両者の構図
・アンソロピックによるBun買収との共通点と違い
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