- 会員限定
- 2026/10/14 10:35 掲載
米クアルコム、アームとの訴訟で陪審が契約違反を認定 賠償は名目的な2ドルにとどまる
クアルコムは、先の裁判での勝利と合わせ、アームがクアルコムとそのエコシステムに害を及ぼそうとする意図が一段と明らかになったと主張している。今回の結果をイノベーションと競争にとっての勝利と位置づけ、Oryon CPUをはじめとする半導体製品の開発と顧客への提供に引き続き注力する考えを示した。
米CNBCによると、評決はデラウェア州の連邦陪審によるもので、アームが契約に違反したことに加え、クアルコムとメタ・プラットフォームズの取引関係に意図的に干渉したことを認めた。ただし、裁判所の記録では、クアルコムに認められた賠償は名目的な2ドルにとどまった。
同報道によると、評決は先週の5日間にわたる審理を経て出たもので、両社の間では2年間で2回目の裁判となった。ソフトバンクグループが2016年にアームの支配権を取得して以降、アームがチップ製造に必要な技術のライセンス提供から自社チップの販売へと軸足を移すなかで、両社の関係は悪化してきたという。評決を受け、アームの株価は約1%下落し、クアルコムの株価は約1%上昇した。
ロイターによると、陪審が違反を認めたのは、アームが設計に関するソフトウェアのパッチやツールを提供する義務についてで、ほかの5件の契約違反の主張についてはアーム側の主張を認めた。アームは、クアルコムが数十億ドルをアームから奪おうと訴訟を起こしたにもかかわらず、評決はアームがライセンス契約のもとで誠実に行動したことを裏付け、賠償が2ドルにとどまったことはアームの主張に理があることを示していると説明している。
では、賠償額わずか2ドルという結果は、クアルコムとアームのどちらにとっての勝利なのか。背景には、5年間にわたるロイヤルティの支払い停止をめぐる試算と、この先に裁判官が下す判断がある。
・賠償2ドルでも消えない、数億ドル規模のロイヤルティ停止の行方
・メタとの取引をめぐり、アームが問われた干渉の中身
・2年越しの訴訟が次に動く場面、判事の判断と控訴の可能性
今すぐビジネス+IT会員に
ご登録ください。
すべて無料!今日から使える、
仕事に役立つ情報満載!
-
ここでしか見られない
2万本超のオリジナル記事・動画・資料が見放題!
-
完全無料
登録料・月額料なし、完全無料で使い放題!
-
トレンドを聞いて学ぶ
年間1000本超の厳選セミナーに参加し放題!
-
興味関心のみ厳選
トピック(タグ)をフォローして自動収集!
AI・生成AIのおすすめコンテンツ
PR
PR
PR