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- 2026/10/14 16:26 掲載
日テレ・TBS・フジ、テレビ広告取引基盤「Ad Reach MAX」の新会社を共同で設立へ
日本テレビが公表したリリースによると、会社名は「株式会社アドリーチマックス」。設立は2026年10月、事業開始は2027年2月を予定する。資本金は1億円で、代表取締役社長には日本テレビ営業局総合営業センター担当部長の松本学氏が就く。
AdRM-PFは、放送局が扱う広告枠を、Webサービス「スグリー」や、外部のDSP・SSPと接続する「AdRM-EXchange」を通じて売買できるテレビ広告取引基盤。2025年4月に運用を開始し、2026年9月時点で、取引実績のある広告主・広告会社は合わせて約200社になっているという。
新会社は事業開始まで準備会社として運営し、日本テレビの吸収分割によってAdRM-PFの事業を承継する予定。吸収分割の実施は、2026年11月開催予定の日本テレビの取締役会で承認されることが前提だとしている。
運営主体を新会社へ移す狙いについて、3社は、系列や放送局の垣根にとらわれず、より多くの放送局が参画できる、テレビ業界に開かれたプラットフォームとして成長させるためと説明している。独立した経営体制のもとで、意思決定の迅速化と事業推進力の強化を図るという。
利用局の拡大計画も示された。2026年10月から、日本テレビ系列の読売テレビ放送と中京テレビ放送がAdRM-PFを利用した放送を始めた。2027年3月頃には、日本テレビ系列の札幌テレビ放送と福岡放送で広告セールスを展開し、4月からの放送開始を目指す。TBSテレビは2027年春頃、フジテレビは2028年春頃にAdRM-PFを通じた広告セールスを予定している。
日本テレビの福田博之社長は、新会社がテレビ広告市場全体に新たな価値と成長をもたらす牽引役になることを確信している、とコメントした。新会社の詳細については、別途発表するとしている。
では、3社が出資する新会社の「共通基盤」は、いつ、どこまで広がるのか。第2段落では、局ごとの接続時期の違いと、事業開始までに残る手続き、そしてまだ明らかになっていない論点を整理する。
・出資は同時でも、接続は最大約1年半の時差
・2027年2月の事業開始に立ちはだかる11月の関門
・約200社の実績と、まだ見えない新会社の中身
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