- 会員限定
- 2026/10/15 15:01 掲載
米グーグル、地球観測データを推論するAIエージェントを発表 試験提供の範囲を拡大
このエージェントは、対話型AI「Gemini」を、気象予測の「WeatherNext」、洪水予測、人口動態基盤モデル「PDFM」、「AlphaEarth Foundations」、衛星画像向けの「Remote Sensing Foundations」といったEarth AIのモデルにつなぐ。Google Earth Engineなどのデータも使う。
質問を受けると、まず段階的な分析計画を立て、大きな地図データは専用のワークスペースで処理する。回答には計画と使ったデータ源が表示され、専門家が前提を確かめたり、データを差し替えたりできるという。CSV、GeoJSON形式の地図境界、クラウド上のテーブルなど、利用者自身のデータもAPI経由で取り込める。
地域の疾病率や作物の収量、停電といった実績データを渡すと、人口や環境の信号を自動で選んで予測モデルを学習させる「Planetary Prediction Engine」も、このエージェントが支える。公衆衛生の研究では、人口と衛星の信号を組み合わせることで、人口統計だけのベースラインより健康指標の予測が12%改善し、8倍細かい解像度での地図化もできたという。
評価では、単体のLLM、Web検索と地図を使うLLM、Earth AIのツールは使うが計画段階のないLLM、完全版のエージェントの4構成を、「Gemini 3.8 Flash」と「Gemini 3.1 Pro」で比べた。ベンチマークは4種類で、新たに作った「GeoExpertQueries」と「GeoKTools」は開発用データを研究者向けに公開した。
提供は限定的な早期ユーザーが対象。「Ask Google Earth」では、利用者自身のデータを含む深い分析を対話形式で試せる。開発者向けには、実験的なA2A(エージェント間連携)のAPIを用意し、「Gemini for business」環境につなぐ手順書も出す。Planetary Prediction Engineも早期プレビューとして使える。申し込みは関心フォームか「Early Access Pool」から受け付ける。
では、このエージェントに、現場の判断をどこまで任せられるのか。パートナーが挙げた具体的な成果と、グーグル自身が認める評価の限界には、見落とせない落差がある。
・エボラ対応の「数週間」が「数分」になった中身
・1年前の発表から、評価の物差しはどう変わったか
・グーグルが自ら認めた「答えではなく下書き」の限界
今すぐビジネス+IT会員に
ご登録ください。
すべて無料!今日から使える、
仕事に役立つ情報満載!
-
ここでしか見られない
2万本超のオリジナル記事・動画・資料が見放題!
-
完全無料
登録料・月額料なし、完全無料で使い放題!
-
トレンドを聞いて学ぶ
年間1000本超の厳選セミナーに参加し放題!
-
興味関心のみ厳選
トピック(タグ)をフォローして自動収集!
AI・生成AIのおすすめコンテンツ
AI・生成AIの関連コンテンツ
PR
PR
PR