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- 2026/10/15 20:26 掲載
法人支出管理の米Ramp、18.5億ドル調達 評価額600億ドル、年換算売上高20億ドル超
同社のプレスリリースによると、会社に資金が入る「プライマリー」の調達で、評価額は600億ドル(約9兆4,800億円)。Dragoneer Investment Groupが主導し、Thrive Capital、Founders Fund、Sands Capital、Avenir Growthが共同で主導した。ほかにFidelity Management & Research Company、T. Rowe Price、GICなども参加した。同社の株式による調達額は、今回を含めて累計約50億ドルになるという。
年換算売上高は20億ドル(約3,160億円)を超え、キャッシュフローは黒字だという。この売上高には、カード決済で得る手数料(インターチェンジ)、サブスクリプション、利息などを含み、顧客に還元するインセンティブは除くとしている。
共同創業者で共同CEOのEric GlymanとKarim Atiyehは、公式ブログで、利用企業が8.5万社に達し、顧客企業全体の節約額が毎月10億ドルを超えると説明した。同社の資料では、2026年10月1日時点の年換算の購買額が2,750億ドルを超え、前年から175%増えたとしている。
今年は新製品を相次いで投入した。決算の迅速化を担う「Stack」、売掛金の回収を支援する「Accounts Receivable」、AIの利用料を一元管理する「AI Spend Management」、最適なAIモデルを選ぶ「Router」、チーム内の知見共有を担う「Glass」などだ。
Dragoneerのパートナー、Christian Jensen氏は、Rampを市場のリーダーで、持続的な優位性を持つ企業だと評価している。同社は2019年の創業。
では、法人カードで知られる新興企業に、なぜこれほどの評価がつくのか。背景には、評価額の推移とライバルとの比較、AIの利用料をめぐる動き、そして報道ベースの観測がある。
・Rampの評価額、11カ月でどこまで跳ね上がったのか
・ライバルBrexの買収額との差と、その読み方
・AIの利用料をめぐって動き出したRampの次の一手
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