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- 2026/10/17 06:52 掲載
快手、動画生成AI「Kling 4.0」を正式リリース 30秒生成と15点参照、APIも近く提供
「リアリズム」「コントロール」「プロ品質」の3点を強化の軸に据えた。激しい動きや複雑なカメラワークを多用する映像制作を想定し、高速のアクションや、トラッキング、オービット(周回)といったカメラの動きでも、映像の安定性と連続性を保つとしている。
1回の生成で最長30秒の映像をネイティブに生成でき、長回しや連続したストーリーの表現に対応する。プロンプトの入力長は8,000トークンまで拡大した。
参照素材を組み合わせる「Omni Reference」では、1回のタスクで画像、動画、被写体、音声を組み合わせ、最大15点の素材を参照できる。種類ごとの上限は画像10点、動画5点、被写体7点。キャラクターの三面図やストーリーボード、ワイヤーフレームのほか、ホワイトモデルの動画や深度マップの動画も参照に使えるという。
最大10枚のキーフレームも指定でき、登場人物の状態や場面の切り替え、物語の山場を狙いどおりに進められるとする。参照動画の演出や構図を踏まえて、商品や人物を差し替える機能も強化した。
映像面では、最大10ビットHDRの出力に対応した。逆光や夜景、ネオンのように明暗差の大きい場面でも、ハイライトとシャドウのディテールを保ち、編集段階の色調整の余地を残せるという。4K、1080p、21:9のウルトラワイド形式にも対応する予定で、動画の延長機能も近く、最大2分までの複数回の延長に対応するとしている。
AIエージェント向けには、Kling MCPおよびCLIと統合した。エージェント経由で、Omni Referenceやキーフレームからの動画生成を利用できる。企業や開発者向けには、APIでの提供も近く始める。リリースでは、料金体系や日本での提供には触れていない。
同社によると、今夏のカンヌライオンズ国際クリエイティビティ・フェスティバルでは、Kling AIで制作した2作品がゴールドライオンを受賞した。同祭が審査の枠組みにAIを初めて取り入れた年だったという。
では、Kling 4.0は、先行する競合に追いつけるのか。背景には、親会社をめぐる意外な数字と、香港上場をめぐる観測がある。
・米ブルームバーグが描く、Seedance 2.5との勢力図
・分社したKlingに集まった巨額資金の出どころ
・香港上場をめぐる観測の中身
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