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- 2026/10/18 08:37 掲載
アンソロピック、カナダ初のデータセンター契約 EverWindと長期リース、初期95MW
貸し手は、同州で風力発電や水素関連の事業を進めるカナダのEverWind。同社は同日、ポイントタッパーの既存の工業用地にデータセンター・キャンパスを建設し、州内の風力発電を拡充する計画を発表した。総投資額は100億カナダドル超(約1兆1,200億円)で、内訳はキャンパスに80億カナダドル超、陸上風力発電4件に20億カナダドル。同州史上最大の民間投資だとしている。
EverWindによると、初期フェーズは95MWで2027年後半の稼働を計画する。2028年には325MWを増設し、全体で420MWとする計画で、商業・技術・規制上の条件を満たすことが前提だという。初期フェーズについては「大手フロンティアAI開発企業」との長期リース契約に合意したと説明している。
敷地には数百MWh規模の蓄電池も設け、電力系統の信頼性を守る必要があるときは、系統からの受電を減らすか止める設計とする。系統への接続や増強にかかる費用はEverWindが全額を負担し、州の電力利用者には転嫁しないという。
雇用は、建設段階で約2,000人、運営段階でデータセンターと風力発電を合わせて常勤215人を見込む。キャンパスの出資をめぐっては、Membertou Development Corporationが率いる先住民(ファーストネーションズ)のコンソーシアムと協議している。
では、アンソロピックはなぜ、これまで頼ってきたクラウド大手を介さず、カナダで貸し手と直接契約を結んだのか。背景には、8月に表面化した求人情報と、すでに動いている競合の大型計画がある。
・クラウド大手を飛ばす直接リースが意味するもの
・8月の求人が先に示していた「ギガワット」の青写真
・メタの大型計画と並べて見える、95MWの現在地
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