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- 2026/10/19 12:29 掲載
米レプリット、企業の自社クラウドで開発・運用できる「BYOC」発表 3大クラウド対応
同社の公式ブログによると、セキュリティ要件の厳しい企業では、アプリを社内のデータにつなぎたくても、開発も本番も自社のクラウド内に収める必要があるという。同社はこれまでもガバナンス機能などを加えており、BYOCはその延長にあたる。
BYOCは3つの方式で構成される。1つ目の「フルBYOC」は、計算資源やストレージ、AIエージェントを動かす「Agent harness」など、Replitのプラットフォーム全体を顧客のクラウドに展開する方式だ。インフラは「セル」と呼ぶ独立した単位で構成されており、このセルを顧客のクラウド内に置く。エージェントも顧客側のセルで動くため、社内のどのリソースに触れさせるかを、セキュリティチームが管理できるという。企業向けのプライベートプレビューとして提供する。
2つ目の「公開アプリ向けBYOC」は、公開したプロジェクトを顧客のクラウドでホストし、プラットフォームの運用はレプリットが担う方式。管理者がワークスペースごとに公開先を指定でき、顧客環境のプライベートなデータベースにも接続できる。両者は外向きのトンネルでつなぎ、二重のmTLS(相互TLS)で暗号化するため、外部からの入口は不要という。企業向けのアーリーアクセスとして提供する。
3つ目の「イメージエクスポート」は、プロジェクトからDockerイメージ、Terraformファイル、SBOM(ソフトウェア部品表)を出力し、顧客のインフラチームが自社のクラウドへデプロイする方式。公開されたアプリはReplitのプラットフォームに接続しない。認証など、通常はレプリットが提供する部品は顧客側で用意する。こちらも企業向けのアーリーアクセスとなる。
暗号化では、顧客管理の暗号鍵(CMEK)に対応する。顧客は鍵の利用許可をいつでも取り消せる。ただしCMEKは、レプリットのセルの完全な物理分離を含む契約の顧客に限られる。ブログに導入企業の名前はない。
では、なぜレプリットはいま、顧客のクラウドで動かす選択肢を企業に差し出したのか。背景には、1年以上前に予告されていた計画と、巨額の資金調達がある。
・Azure提携で「今後」と予告されていた計画の行方
・評価額90億ドルの調達と、企業向け強化の使い道
・Microsoft Fabricで先に動いた顧客テナント内の運用
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