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- 2026/10/19 12:55 掲載
SCSK、AIエージェントの開発・実行・管理を統制する企業向け「NebulaCore」を提供開始
SCSKは、企業がAIエージェントを活用する際の課題として3点を挙げている。
1点目は、ガバナンスとセキュリティを担保できず、基幹業務へ適用できないこと。2点目は、開発・運用のノウハウが特定の部門に閉じ、類似したエージェントが重複して開発されること。3点目は、個別の業務効率化にとどまり、全社展開に至らないことだ。
NebulaCoreは、これらの課題に応えるサービスという。構成は、事業・業務の課題を見極める「AXコンサルティング・エンジニアリング」と、統制された環境で高速な実装を支える「AXプラットフォーム」の2本柱。前者では事業・業務アセスメントや業務プロセスの再設計、AXロードマップの策定、現場への定着支援などを担う。
プラットフォームは、SCSKの基盤技術「NebulaShift」の上に構築した。開発時の品質評価、実行時の認証・権限管理、ガードレール制御、ログ監査といった機能を標準で備えるとしている。
現場で検証されたベストプラクティスを組織横断で共有し、再利用できる「エージェントライブラリ」も用意する。重複開発の削減につなげる狙いだ。
ユースケースとしては、SCM/DCM領域のバリューチェーン改革、AMO/ITサービス管理のITオペレーション改革、設計・製造・保守領域のエンジニアリング改革の3つを示している。重要な判断は人が担い、AIが情報収集や照合、提案を支援する形とする。
今後は、製造・流通・金融などの業界別テンプレートの拡充、CRM/SFA、ERPなど基幹システムとの連携強化、複数のエージェントが協調するAgent to Agent(A2A)環境の構築を進める。ガバナンスとセキュリティの機能も継続して強化するという。
リリースと公式サイトには、価格や契約形態の記載はない。
では、AIエージェントの導入が「作る」競争から「止めない」競争へ移るなか、SCSKはどこで勝負をかけるのか。背景には、調査会社が2027年末に向けて示した厳しい予測がある。
・AIエージェント案件の4割超が中止に、調査会社の予測
・SCSKが挙げた3つの壁と、予測が重なる点
・「ゼロから考え直せ」の提言と、NebulaCoreの構成
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