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- 2026/10/20 01:19 掲載
コグニザント、グーグル・クラウドと提携拡大 Gemini専任の1万8000人超組織を新設
同社の発表によると、新組織はグーグルのAI基盤と、コグニザントが持つ業界やエンジニアリングの知見を組み合わせる世界規模の専任グループ。2026年4月に立ち上げたGemini専門事業の拡張にあたり、試験導入から本番運用までの橋渡しを担うとしている。
当面は、レガシーシステムの刷新、開発者体験、業務プロセスの自律エージェント化、「フロンティア」サイバー防御の4分野に力を入れる。標準の構成には、Model Context Protocol(MCP)を土台に、グーグル・クラウドの「Model Armor」で守るセキュリティ優先のアーキテクチャーを採用する予定。これをもとに、小売向けの「Catalog Support Agent(CSA)」、Neuro Sanで統率するヘルスケア向けの「Agentic Marketplace」、製造向けのマルチエージェント型「Order-to-Cash(O2C)」などを展開するという。
実績としては、小売大手でソフトウェア開発の工程全体にGeminiを組み込み、開発者の生産性が40%向上、市場投入までの期間が30%短縮、コストが35%減ったと説明している。数字は同社の自己申告。
社内でも「Build with Gemini」ワークショップを5万5000人超が修了した。同社は「Gemini関連のパートナー向けとして過去最大」と位置づける。Geminiは今年10万人に展開し、20万人まで広げる計画で、認定の取得も拡大していく。
コグニザントのRavi Kumar S CEOは「専任のグループにより、最高のフロンティア技術人材が、フロンティアAIを顧客の本番環境に載せることに専念できる」とコメントした。グーグル・クラウドのThomas Kurian CEOは「AIエージェントを大規模に展開するには、アーキテクチャーと統合に深い知見を持つ信頼できるパートナーが必要だ」と述べている。
では、なぜコグニザントは、数あるAI基盤の中でGeminiに1万8000人超の専任部隊を張るのか。背景には、4月から10月にかけて積み上げてきた段階的な拡大の軌跡と、同じ10月に動いた同業大手の別のAI基盤との提携がある。
・半年で専任組織はどこまで膨らんだのか
・同業のHCLTechが専任部隊を置いたのはGeminiではなかった
・日本のSIerとIT部門に突きつけられる「どの基盤に人を割くか」
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