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- 2026/10/20 11:23 掲載
米マイクロソフト、AIを「新たな内部者」と位置づけ 監視役「Guardian Agents」を発表
ブログによると、エージェントは業務に必要なデータやツールへのアクセス権を持つため、ミスや乗っ取りで内部リスクになり得る。モデルの出力は変動するため、開始時に想定どおり動いたエージェントが、状況の変化で別の挙動をする可能性もあると説明している。
中核は「Project Perception」の拡張だ。新たに、人が定めた方針や承認範囲の中で、リスクが変わった理由の調査や封じ込めの推奨・実行を担う「Guardian Agents」と、対応を調整する「Playbooks」を導入する。Project Perceptionと「Microsoft Agent 365」は、シグナルや文脈、統一レジストリを共有し、IT部門とセキュリティ部門が一貫して把握できるようにするという。
機能面ではまず、発見の範囲を広げる。ローカルで動くエージェントの検出対象を新たに35種類加え、計60種類に拡大するといい、Claude CodeやOpenAI Codex、GitHub Copilotなどが含まれる。「Microsoft Entra Agent ID」も拡張し、ローカルや未把握のエージェントにも、利用者とは別のIDを割り当てられるようにする。
権限面では「Dynamic Permissions」を導入する。エージェントは権限のない状態から始め、承認された作業に必要な分だけを、必要な期間に限って受け取る。あわせて、リスクを常時更新する「Dynamic Agent Risk」と、リスクの変化に応じて権限の縮小から実行の停止まで段階的に対応する「Dynamic Conditional Access」も打ち出した。
設計思想については、サティア・ナデラCEOの言葉を引いた。「最も信頼できるエージェントシステムとは、最も信頼するモデルを使ったものではない。モデルをできるだけ信頼しなくて済むように設計されたものだ」。非決定的なAIを、決定論的な制御で囲む考え方だという。提供時期や価格について、公式ブログでは触れていない。
では、なぜマイクロソフトは「最も信頼するモデル」ではなく、「最も信頼しなくて済む設計」を掲げるのか。背景には、ナデラ氏が9日前に発した警告と、業界を巻き込む別の動き、そして米メディアが指摘した意外な点がある。
・ナデラ氏がXに投稿した「緊急ブレーキ」の中身
・OpenAIやアンソロピックとの関係を、米メディアはどう見たか
・エヌビディアの安全基盤にマイクロソフトが加わった意味
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