- 会員限定
- 2026/10/21 04:16 掲載
グーグル、TPUでPyTorchを動かす「TorchTPU」をオープンソース化 メタと共同で開発
TorchTPUは、PyTorchの開発に携わるメタのチームと共同で作った。既存のPyTorchのワークロードを、コードの変更を最小限に抑え、なじみのあるAPIのままTPUで実行できるという。まずイーガーモードで動作を確かめながらデバッグし、本番ではtorch.compileで性能を引き出す使い方を想定する。標準のPyTorch APIに加え、高度な診断機能や分散処理の基本機能も備える。メタのPyTorchエンジニアリング担当ディレクターは、大規模言語モデル(LLM)や広告、レコメンドのワークロードをTPUで動かせるようになると説明している。
エコシステムとの連携も同時に打ち出した。ハギングフェイスのTransformers v5では、device_map引数にtpuを渡すだけでTPUに展開でき、画像生成向けのDiffusersもTPUで動く。推論では、オープンソースの推論エンジンvLLMを手がけるInferactと、SGLangを手がけるRadixArkと協力した。分散推論基盤のllm-dはバージョン1.0を公開し、レッドハットやIBMなどが参加している。
学習の分野では、分散学習の参照実装TorchTitanが対応した。Llama 3 70B/405BやQwen 3 235B、画像生成モデルFLUX.1などのレシピを用意する。Qwen 3 8Bでは最大52%のMFU(モデルFLOPs利用率)を達成し、最大8,192基のIronwood(TPU v7x)でほぼ線形にスケールし安定して動いたとしている。分散処理フレームワークのRayもTPUに対応した。
このほか、端末向けのAI推論ランタイムLiteRTがPyTorchエコシステムに加わった。TPUへの移行や性能調整を支援するTPUエージェントスイートも、早期プレビュー版として公開している。アマゾンも19日、自社AIチップ「Trainium」でPyTorchをほぼ書き換えずに動かす「TorchNeuron」を発表した。
では、TPUで動くPyTorchは、どこまで本番で使える段階にあるのか。背景には、公開されたコードの記述と、グーグルが示した複数の性能数字がある。
・READMEが動作環境として名前を挙げるTPUは1世代だけ
・応答時間を大幅に縮めたという公表値の測定条件
・Claude Codeにも対応する、TPUエージェントの中身
今すぐビジネス+IT会員に
ご登録ください。
すべて無料!今日から使える、
仕事に役立つ情報満載!
-
ここでしか見られない
2万本超のオリジナル記事・動画・資料が見放題!
-
完全無料
登録料・月額料なし、完全無料で使い放題!
-
トレンドを聞いて学ぶ
年間1000本超の厳選セミナーに参加し放題!
-
興味関心のみ厳選
トピック(タグ)をフォローして自動収集!
AI・生成AIのおすすめコンテンツ
AI・生成AIの関連コンテンツ
PR
PR
PR