アルファベット、ロビンフッド株90％弱を売却

［４日　ロイター］ - グーグル親会社アルファベットは４日、保有していた新興インターネット証券ロビンフッド・マーケッツの株式について、これまでに９０％弱を売却したと明らかにした。

ロビンフッドは２０２１年７月、米ナスダックに上場。株価が最高値となったその１カ月後の時点で、アルファベットが持っていたロビンフッド株の評価額は４億１９００万ドル近くに達していた。

ロイターが計算したところ、アルファベットが現在保有するロビンフッド株は６１万２２１４株で、評価額は約７００万ドル。

３日時点でロビンフッド株は最高値から８６％下落している。

ロビンフッドは手数料ゼロと簡単に証券取引できる仕組みが個人投資家を引き付けたが、米連邦準備理事会（ＦＲＢ）の利上げによるハイテク株下落などの影響で事業の勢いがなくなってきている。