機関投資家、クレジット・株式ヘッジファンドへの投資拡大計画

[ニューヨーク ４日 ロイター] - 米ゴールドマン・サックスが４日公表した機関投資家のヘッジファンド投資計画に関する調査によると、年内はクレジットおよび株式のファンドへの投資配分拡大を計画している投資家が多い。

年金基金や保険会社など１兆ドル以上を運用する機関投資家３４０団体を対象に調査した。

クレジット系ファンドへの投資を増やしたいと答えた割合は３１％だった。クレジット系ファンドは１─６月に２．９％上昇した。

ロング・ショート戦略で株式ファンドへの投資拡大を計画している投資家は１７％となり、年初時の４％から大幅に上昇した。

ロング・ショート戦略のファンドは上期に５．３％値上がりし、主要株価指数の値上がり率を下回った。

セクター別ではヘルスケアとバイオテクノロジーに特化したファンドが上位を占め、エネルギー、公益事業、テクノロジー、メディア、通信と続く。