主要投資家、第2四半期にアマゾン株の保有拡大

[ニューヨーク １１日 ロイター] - ヘッジファンドのバウポスト・グループやミューチュアルファンド大手フィデリティなど複数の主要投資家が第２・四半期に米アマゾン・ドット・コム株の取得や保有拡大に動いたことが規制当局への提出書類で分かった。

バウポストは６月末時点でアマゾン株を９６万３９４６株保有。ソロス・ファンド・マネジメントの保有は７６万９０６１株で、８％以上増加した。セネター・インベストメント・グループの保有は３５％拡大し、４４万株となった。

アマゾン株は今年に入り６１％値上がりしており、米株市場を押し上げている数少ない銘柄の一つだ。

アマゾンの長年の大株主であるフィデリティの保有は１％増の２億８０４５万１５７０株。

ＧＱＧパートナーズはアマゾン株に新規投資し、１５４７万６１２２株を取得した。

資産運用会社は１４日までに株式保有に関する四半期開示書類「１３─Ｆ」を米証券取引委員会（ＳＥＣ）に提出する必要があり、同日には大部分の情報が明らかになる。