ホーム・デポ、5─7月業績は予想上回る　小規模リフォームへの支出継続

[１５日 ロイター] - 米ホームセンター大手ホーム・デポが１５日発表した第２・四半期（５─７月）決算は、既存店売上高が２％減となったものの、リフィニティブのまとめたアナリスト予想の３．５４％減ほどは落ち込まなかった。消費者が大がかりな住宅リフォームを手控えつつも、小規模な住宅修繕などへの支出を続けている様子を示唆した。

１株当たり利益は４．６５ドルで、市場予想の４．４５ドルを上回った。

顧客のトランザクションは１．８％減少したもの、前期からは回復した。

５月に下方修正した通期業績見通しは据え置いた。

テッド・デッカー最高経営責任者（ＣＥＯ）は「マクロ経済や消費者を巡り多くの明るい材料がある一方、かなりの不透明性も存在する」と述べた。

また、新たに１５０億ドルの自社株買いプログラムを発表した。