豪ウッドサイド、上期は4.2％増益　ＢＨＰ石油部門との合併寄与

[２２日 ロイター] - 豪石油・ガス大手ウッドサイド・エナジーが２２日発表した上期決算は、利益が前年同期比４．２％増加した。ＢＨＰグループの石油部門との合併が寄与し、生産が記録的高水準に達した。

ウッドサイドは昨年にＢＨＰの石油部門との合併が完了。独立系石油・ガス生産会社として世界上位１０社に入った。

上期の総生産量は９１３０万石油換算バレルを記録した。

税引き後の実質純利益は１９億ドルで、ビジブル・アルファがまとめたコンセンサス予想の２０億２０００万ドルを下回った。前年同期は１８億２０００万ドルだった。

中間配当は１株当たり０．８０ドル、コンセンサス予想は０．８６ドル。

同社が１２０億ドルを投じた西オーストラリア州沖の天然ガス鉱区「スカボロー」の開発プロジェクトは３８％完了したという。