菱洋エレクとリョーサン、統合で最終契約　24年4月に共同持ち株会社

Atsuko Aoyama

［東京　１６日　ロイター］ - 菱洋エレクトロとリョーサンは１６日、経営統合に関する最終契約を締結したと発表した。２０２４年４月１日に共同持ち株会社を設立する予定で、菱洋エレクトロ株１株に対して持ち株会社の１株を、リョーサン株１株に対しては１．３２株をそれぞれ割り当てる。

共同持ち株会社はリョーサン菱洋ホールディングス。両社は５月に経営統合で基本合意していた。

両社は半導体製品などを扱うエレクトロニクス商社で、デジタルトランスフォーメーション（ＤＸ）が加速する中、強固な経営基盤を確立するだけでなくそれぞれの強みを融合することで事業機会を拡大し、企業価値を向上する狙いがあるとしている。