原油先物は横ばい、米で需給逼迫の兆し

Stephanie Kelly

[２５日 ロイター] - 原油先物価格は２５日アジア時間の取引でほぼ横ばい。ユーロ圏などの低調な経済指標が需要見通しの重しになったが、米国では需給逼迫の兆しも見られる。

０００３ＧＭＴ（日本時間午前９時３分）時点で北海ブレント先物は０．０２ドル高の１バレル＝８８．０９ドル。米ＷＴＩ先物は０．０５ドル安の８３．６９ドル。

米石油協会（ＡＰＩ）の調査結果を引用した市場関係者によると、１０月２０日に終了した週の米原油供給は約２７０万バレル減少した。

一方、ロイター調査によるとアナリストは原油在庫が平均で２０万バレル増加と予想。米原油在庫統計は２５日に発表される。