全日空も燃油サーチャージ上げ＝１２～１月分、北米は１万２千円高

全日本空輸は２５日、国際線の旅客運賃に上乗せする燃油特別付加運賃（燃油サーチャージ）の１２月～来年１月分を引き上げると発表した。最近の円安と燃油価格上昇を反映したためで、日本発片道で最も高い欧州・北米・オセアニア行きは現行より１万２０００円高い４万１０００円となる。

日本航空も同期間分の値上げを公表している。ロシアによるウクライナ侵攻などを背景に、航空２社の燃油サーチャージは昨年１０～１１月分で過去最高を更新。その後は値下げ傾向が続いていたが、今回の値上げで年末年始の海外旅行需要に影響が出る可能性もある。

【時事通信社】